先日のカラオケ店
元童謡の会で一緒だったS子さんも参加した。
彼女の唄った歌に心魅かれた
曲も歌詞も良い
抒情的で・・・心に残っていたので
早速CDを購入した。
演歌の都はるみが唄っていたので意外だった。
私は彼女のこぶしが嫌い・・・作曲家の弦哲也の歌声が
聴きやすかった。
勿論S子さんも素直な唄いかたで良かった。
歌:都はるみ
作詞:吉岡治
作曲:弦哲也
発売:2005
約束もなく 日が暮れて
衣笠山に 一番星です
蚊柱を追う こうもりも
機織る音も 変わらないですね
夏は 火の車 抱いたまま
冬は 心に闇を 凍らせて
母が唄った 星の歌
あの星は あの星は
あなたにとって 何ですか
※あぁ 時は身じろぎもせず
悠久のまま
あぁ 時は身じろぎもせず
悠久のまま
千年の古都※
これほど星が 多いとは
ガラスの街で 忘れていました
根付の鈴を 嬉しさに
地蔵の辻で 鳴らしてみました
春は 秘めやかに 若葉雨
秋は 燃えたつような 曼珠沙華
母が祈った 流れ星
陽は昇り 陽は昇り
別離と出会い 繰り返す
あぁ 夢は老いることなく
悠久のまま
あぁ 夢は老いることなく
悠久のまま
千年の古都
1999年9月22日淡谷のり子さん逝去。92歳。直後某テレビ局で追悼特番が組まれました。その中で、生前の淡谷さんが「別れのブルース」にまつわる印象的なエピソードを語っていました。
太平洋戦争末期。淡谷さんは各戦地を慰問に訪れていました。ある航空基地でのこと。集まった兵士たちの前で別れのブルースを歌っていると、後ろで立って聴いていた若い兵士たちが途中で淡谷さんに敬礼しながら、次々に去っていくのです。事前に「特攻隊員たちが出撃のため、中座するかもしれませんので」と上官に説明を受けておりましたから『あヽ、飛び立っていくのね』と思いながら、歌い続けました。
しかし「よく見ると、まだあどけなさの残る、私の弟のような年頃じゃありませんか」。そんな彼らが、屈託のない天真爛漫な笑顔で淡谷さんに敬礼しながら、死地に赴いて行くのです。
「途端に涙があふれて、声がつまって続きを歌えませんでしたよ」
残酷な時代だった。