伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

春の香り・・・行者ニンニク

2018-03-31 15:03:55 | 自家菜園
 連日暖かい日が続いている。

 いつの間にか行者ニンニクがすくすくと伸びていた

 ついでにフキノトウも採り

 春の香りをいただいた。


  



 鉢のクンシランとサツキも


 もう春ですね・・・と微笑んでいる




 


北国にも待ちに待った本格的な春到来デス。
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ララのいた時間

2018-03-31 14:35:00 | 愛猫のララ
ツーショット
 今日は春の陽気 久振りにとイオンへ散歩がてらの買い出し ララも珍しく外に出てきた。 ニャンコとツーショット 万年風邪気味のはまだダウンを脱げません ......



 昨年のブログより

 昨年の今頃・・・まだララは元気だったのだ

 昨日のように思える・・・。
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ジャコシカ19

2018-03-30 13:16:33 | ジャコシカ・・・小説
 間違いなくこれは、またとない刺激に満ちた世界の始まりだ。

 東京に出てからは何かにつけて、動きも言葉も寒い国の重さと慎重さを感じていただけに、あや

は一層新しい環境に、心を踊らせた。


 店の開店のための商品展示や飾り付けが始まると、何にでも反応して、肯定的に捉えるようにな

っていた。

 「今は悩む時ではない。迷う時でもない。必要なことは行動することだ」

 あやは東京に出て初めて、身体に熱い力が湧いてくるのを感じた。
 





 入江は入口が狭く、中に入ると大きく膨らんだ壺のような型をしているため、船着場は外から

は見えない。

 なるほどここなら外海の荒波からも、船を守ることができる。

 船着場はコの字型のしっかりとしたコンクリート造りで、今乗ってきた船が二隻、コの字の中に

納まる。

 既に一隻が繋留されていたが、その舟にエンジンは付いていない。船着場から少し奥に下がった

所から、湾曲した砂浜が200メートルほど続き、そこから先は大岩がゴロゴロと折り重なって入

口の崖の門に繋がっている。

 砂浜には先ほど進入時に、入口の外から見えた磯舟が引き揚げられている。

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いちいちチェックを入れる妻

2018-03-29 16:09:40 | 札幌行
札幌でお蕎麦を娘と食べていた時

 隣の席にシニアのご夫婦が座っていた、

 妻が夫にいちいち食べかたに文句を言っている。

 話しかたは上品なんだけれど

 「あなたどうしてそんな食べかたするの・・・」

 「ストローで音出さないで・・・」等など

 食べかたにいちいちチェックを入れている。


 聴いていて旦那様が気の毒になり

 身体が不自由なのかなとチラと見ると

 そうではない

 60代位の温厚な感じの男性だった。


 伊達に帰ってからにそんな話をした。

 私がそんなこと言ったら一生口きいてもらえないよネ

 そだねー

 私も気をつけょっと


 そだねー


 そだねーと言えば北見工大の生協が六花亭より2日早く「そだねー」の特許を申請していた

 らしい・・・。

 地元なので良かった。


 特許と言えばも昔「水の浄化処理」で特許

 をとっていたのじゃー・・・。
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ジャコシカ18

2018-03-28 20:31:39 | ジャコシカ・・・小説
 優美は36歳、今や出身校の講師を勤め、ファッション界で注目を集め始めた若手の気鋭だ。

 2人の出会いは、あるファッション雑誌がヨーロッパの生活全般に関る雑貨の輸入を行う若手経

営者と、新しいファッションで注目を集め始めた優美の、誌上対談をセットした時からだった。

 あやと志乃は共に優美の服飾文化学校の後輩で、師と生徒という関係である。

 2人は優美に新しい店の企画に参加するよう、声をかけられたのだ。

 あやにとっても志乃にとっても、優美は憧れの大先輩であり師だった。特にあやは服飾の学校を

出てから4年、なかなか思いにかなった職場を得られず、都内の小さな店を転々としてきた。

 これも修業と腹をくくって、それなりに熱意を持ってやってきたが、さすがに24歳の声を聞く

と、焦りとも苛立ちとも分らぬ気持ちが、胸の奥に淀み始めていた。

 ここらで、現状を打ち破るような、何かが欲しかった。優美からの誘いは、そんな気持ちに強く

響いた。

 「これだ、これこそ待っていたものだ」

 彼女は二つ返事で受け入れた。


 桐山という男については良く分らなかったが、背が高く整ったはっきりとした目鼻立ちは男とし

ては整い過ぎていて、その前に立ちその鳶色の眼で見られると落ち着かなく不安を感じた。

 最初会った時から、そのいかにも育ちの良さそうな風貌とは裏腹に、どこか堅気ではない派手さ

に危いものを感じた。

 しかし一方では、海外貿易などという別世界で活躍する人とは、こんなものなのだろうと、妙に

納得させられるものがあった。

 それと同時に、常にそのファッション性において、時代を先取りした、意表を突くきらめきを見せる優美とは、波長が合うのだろうとも思っていた。
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