西浜の釣行から二人とも疲れて2、3日ぐったりしていたが、今日(3日)私1人で釣りに挑戦した。
竿を出したまでが良かったが、そのあとのリールが続かない、二年前1人で来た時うまく行ったのに・・・すっかり忘れてしまっている。
そうこうしているうちに11時になってしまった。
しあーない、ぐずぐずしていたら魚がi逃げる・・・。まだ疲労困憊の昭南さんに携帯で教えを受けるが、チンプンカンプン、とうとう来ていただくはめになった。
その間私は大きなおにぎりにパクついたり、岩にくっ付いているイソメを取るのに格闘していた。
やっと昭南さんが登場したのは12時近く、それもしっかり釣りスタイルで竿まで持って来ている・・・・・あれれれれ・・・疲れているのにもしかして釣るの・・・・。
せっかくだから少し釣っていくと一時間ばかりいたが幼稚園クラスが一匹釣れただけであとはびくともしない・・・。
昭南さんが帰っても私は1人で挑戦したがさっぱりだった。「今日は大潮みたいだね・・・」と彼は言っていたが、潮が引いたままなかなか満ちて来ない。
おまけに雨が降ったり止んだりの繰り返し・・・・。5時頃になりやっと潮が満ちてきた。
結局今日の釣果は、チビちゃん二匹にイシガレイの小型が二匹だけだった・・・。
だが、今日はリールの付け方、投げ方などをしっかり覚えたので良しとしょう・・。
帰り支度をしていると6時を報せる町内放送が入った。この街はいろいろと放送が流れて来る・・・・。こじんまりとして固まっている場所なのでそういうことが容易にできるのだろう・・・。
火事の時も、サイレンが鳴り、消防車が走ってしばらくしてから、火事はどこ附近で・・・・という放送を流してくれる。
武者祭りの時は、夕方から賑やかなタイコや音楽が流れてくるので最初伊達に住んだ時は、何が起こったのか・・・・と猫のララまでも驚いていたものである。
都会生活では味わえない至極ホットで和やかでのんびりした雰囲気で私達は気にいっている。
ついでたが、私は時たま街で見かける農村の田舎から遊びに来たであろう少年少女の真っ黒い顔と輝いた瞳に出会うと胸が締め付けられる。都会っこにはない自然のたくましさだ・・・・。
私の少女時代もああだったのかもしれない・・・。
日本の未来を築くのは君達だ・・・頑張れ・・・と秘かにエールを送っている。
またまた話しが変わるが、最近伊達の総合病院で爺ちゃんが先生に怒られていた。心臓が悪くてこのままでは命の保障がないのに、馬の子がもうすぐ産まれるので帰らんといかん・・・とがんとして入院をこばんでいた・・・。
多分核家族なのだろう・・・・。どうしてこんなになるまで放っていたのか胸が痛むが、老人福祉がもっともっと充実して身近なものになって欲しいと思う・・・。
伊達は福祉の街である。障害者の施設がありグループホームも充実していて、我が町内にも5軒はあるらしい、喜ばしいことであるが、老人のかたの1人暮らしも多いみたいである。果たしてそこまで手が行き届いているのだろうか・・・。心配だ・・・。
さてさて、海から紋別岳を見上げると、その下に伊達市街が扇のように広がり鎮座しているのが見える・・・。
まさに、桃源郷の世界だ・・・。
写真で街が解りますか・・・。