
その血を受けついて彼もまた写真の撮り方が上手い。
30代の時伊達に帰郷した際
撮った一枚の写真を見て
私は思わず唸り感動した。
黄金の海でまだ小学生と中学生だった姪を撮った写真である。
海に飛び込んだ姪はまだ小学生だったらしい・・・
今は東京で看護師・・・毎年道内旅行に二週間も家族で訪れている。
正に一瞬を切り取ったとってもファンタジックの映像で
それを見た時私は思わず
詩を創った。

海と少女
少女は
今日も泳ぎなれた自分の海に挑びこむ
魚のように海の呼吸と融けあう
都会の海と人間の渦の中を漂っていても
宇宙とひとつになった
記憶は今も生き続けている
あの日 あの刻の鼓動のままに
しなやかにそしてひっそりと・・・
おそまつでした・・・。