心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国が国際法を重視すれば一気に東アジアは平和になる

2020年09月03日 | 世界
台湾海峡の管理は、中国と台湾が話し合って中国側は中国が、台湾側は台湾が海洋警察機能を分担すればいいのですが、アメリカから、中国が台湾を侵略するかもしれないと疑われてアメリカ軍艦が台湾海峡を航行しているそうです。台湾はアメリカ軍艦の航行に感謝しているでしょう。中国は立腹しています。

中国は専制政治、台湾は民主政治です。台湾は中国の一部と言っても、中国が台湾を管理できるはずがありません。1国2制度を採用しても管理できません。管理できないことは中国が香港の民主化運動を弾圧したことから明らかです。1国2制度は成り立ちません。したがって世界の民主主義者・国・国際機関は台湾支援で動き始めています。最近の動きではチェコが台湾と経済交流することを決めたようです。中国は、チェコは中国14億人の敵になるのかとチェコを非難しましたが、チェコは民主化を心から喜んでいる国で、民主主義の台湾を高く評価しています。中国の脅しに負けず、台湾と経済交流するでしょう。

世界の民主主義者・国・国際機関は厳しい批判の目を中国に向け、連携して台湾を支援するでしょう。軍事力世界一のアメリカは明白に台湾支援を打ち出しています。中国がいかに大声で台湾支援者・国・国際機関を非難しても彼らは態度を変えません。民主化は世界の趨勢であり、専制よりいいことは歴史的事実です。中国人にとっても民主主義の方が専制制度よりいいと思います。

中国が軍事力を強化して、仮にアメリカとその同盟国の軍を戦争で追い払うことに成功しても、中国が受ける戦争被害は甚大です。戦争の間に国内に民主化運動がおこり、専制体制は崩壊すると思います。

中国が国土拡大と香港民主化運動弾圧をやめれば中国包囲網の必要性はなくなります。アメリカ軍艦が台湾海峡を無断で航行するようなことはおこりません。アメリカインド太平洋軍は南シナ海、台湾海峡、台湾側西太平洋、東シナ海、黄海から消えます。東アジアの海洋警察機能は、東アジア諸国だけで話し合って決めることになります。アメリカインド太平洋軍は北マリアナ諸島側西太平洋の海洋警察機能担当ということになります。

軍事力強化か、世界の人々が納得する国際法重視か、中国は冷静に損得勘定をしてほしいと思います。歴史の流れに掉さして無駄なエネルギーを使う愚を避けてほしいと思います。

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