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私たちは友達が自分の苦しい話を聞いてくれるといって
その友達が自分の悩みの根本的な解決策を見つけてくれるとは
思いません。
ただ、聞いてくれるということ自体が有難く、それが慰めになるからです。
誰かが近づいてきて、自分がつらい話をしたならば
解決策を探そうとするよりは、まず真心を持って聞いてあげなさい。
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私の内をじっとのぞいて見て感じます。
自分が本当に望むものは
誰かが自分の声に耳を傾け聞いてくれ共感してくれて
自分の存在を認めてくれて自分の価値を知ってくれることだと言うこと。
そのために自分がすぐに実行できる慈悲行は
他の人の言葉をよく聞いてやり共感してやることです。
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運転の下手な人は
運転中にブレーキペダルをしょっちゅう踏みます。
対話の下手な人は
対話中に相手の話を最後まで聞かずに
自分の話でブレーキペダルをしょっちゅうかけます。
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人は短い時間の間に他人をだますことができても
長い時間だますことは難しいです。
本当の話をしたのか、
自分が望んでいることを手にするため
その時だけそう話をしたのかは
時間が必ず教えてくれます。
しばらくだまして望むものを手に入れても
結局、だましたという事実は
いつまでも生涯その人について回ります。
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どんなにすごい富と権力を持った人だといっても
自分がそれを欲しなければ
世の中の人々がその人をどんなにすごいと思っていても
自分には、実はたいしたことではない人であるだけです。
ただ、その人が持っているものがうらやましい時
その人がすごくて、恐ろしく感じてへつらうようになるのです。
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詐欺師は無条件本人の話だけを聞くと
上手くいくと肯定でいっぱいに満ちた言葉を並べます。
その言葉と自分の欲が結合したならば
結局、自分がだまされるのです。
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本当のできた人は相手が自分に勝ったと思わせながら
実際には自身が望んだことをみな手に入れます。
相手の気分がよくなり、自分が望んでいたものをみな聞き入れてくれたら
実際には自分が勝ったことです。
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ありえないでしょ。
仕事が上手くできる人に回ってくる賞は
もっと多い仕事だなんて。
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「幼い頃は生きることは本当にたいしたことなかったのに
生きるほどになぜこうなのか。
人生と言うものは
どんなに刺激しても振り向かない男みたい。」
ドラマ「内助の女王」中キムナンジュの台詞
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あまり簡単に頼みを聞いてあげると
人はありがたみを簡単に忘れる。
しかし、難しい条件をつけていって
やっと、やっと頼みを聞いてあげると
むしろもっと有難くなります。
本当におかしなことです。