この資格は二年で更新される。二年間の内に15単位の継続教育を受けないと資格は失効することになる。今月末が私の教育期間の期限。これまで週末を割いて3講座受講し11単位確保しているので、後4単位を取ればよい。
だが、この最期のもう一歩がなかなか実行できないのだ。週末は、両親の介助、「森の時間」の開発・整備、埼玉県生態系協会の講座・実習、はてまた話力集中講座。普段の日も両親の介助、講師認定講座、秩父演習林サポーター等がある。もう時間が無い。それで、今年は殆どためにならないインターネット継続講座で茶を濁すことにした。早速、それをやって、たった今終えたのだ。一講座2,500円で3単位。金融資産運用とライフプランを選んだ。分かりきった陳腐なテーマばかり。捨て金だが、資格更新のための必要経費と割り切って5000円クレジットカード決済。とりあえずは、必要単位に到達したので一安心。これでしばらくはFPから離れられる。
私がFPの資格を持ったのは1997年10月。8年が経過している。FPがブームになる以前からだから意外と古株。でも、それで仕事をしているわけでもないし、全く関係がない分野の仕事をしてきた。税金・金融・年金・保険などの常識と基礎知識を確認することと、自分の金融資産面のライフプランをプロフェッショナルに作成したいと思ってFP資格の勉強をした。それは、この6年程、とくに早期退職前後から大変役に立っているし、自分の人生・資産形成プランに自信を持たせてくれる強い武器となっている。このような知識があって、資金面での自分の生涯が見通せたので、不安なく「大樹の陰」から抜けることが出来たと思う。退職当時は社会保険関係はかなり詳しいかった。自分のことだったので、社会保険労務士にも挑戦してみようかと思ったくらい勉強した。米国・カナダ政府からも年金がもらえそうになってきたので、最近は日加、日米社会保障協定についてもマスターしておいた。米国からは確実にもらえるが、カナダは不明確。
せっかく維持しているFPなので、ライフ・リタイヤメントプランと私のひとつの舞台「森の時間」とを結びつけたをテーマを考えている。行く行くは、それを講演のテーマにして、全国津々浦々を旅して、日本各地の人々と美味しい魚と地酒にふれ合いたいと考えている。
ただの『思い・・・』。