半夏生

2024-07-02 08:26:16 | 日記
 今年の半夏生は7月1日であった。2日とばかり思っていたが今年は閏年で1日である。半夏生とは田植えが終わる頃とされこれから夏本番がやってくる。狩猟生活から稲作生活へ、つまり狩をしながらの生活から一定場所に定住する弥生時代の到来だった。
 稲作は西日本から始まり本州の北へ北へと広がったが東北地方の北部と北海道へは遅れていた。それは稲が寒さに弱いためで北海道などは続縄文時代という期間がかなりあったようだ。稲はこの日本列島という島国にはもってこいの植物で水と土さえあれば育つ。栄養豊富でこの狭い列島に人口が増えたのもこの稲のお蔭であった。戦国時代から江戸時代はこの米が通貨としてすべての評価の対象となった。
 昨夜はかなりの雨が降ったようでこれで田んぼは、満面みずもに覆われて早苗も元気よく育つこと間違いなしだろう。今年の豊作を祈るばかりだ。