中秋の名月の昨晩は雲ひとつない快晴の夜空に煌々と輝く15夜の満月が見られた。ススキとお団子を飾って夜空を眺めるといった風情は最近ではしなくなってもっぱら自分の趣味や読書に時間をかけるような生活パターンになってしまったが、それだけトシをとった証左かもしれない。
昨晩は司馬遼太郎生誕100年の記念講演番組を見たかったのだがそれはビデオ録画にしておき1970年の大阪万博で記録した8ミリ映画を約1時間かけてみた。カラーとモノクロを織り交ぜての記録で長男が1歳8か月のものであの頃の様子を改めて思い出していた。
長い間映していないフィルムだが意外と色合いや汚れはなくて綺麗な映像で息子たちにも見てもらえるかと安心している。当方は映写機はあるのだが、肝心のランプが切れてしまっていて使おうにも使えない状態が長く続いていたが、息子がインターネットで購入できるかもと言ってくいれて中古だがなんとか動く機械を調達してくれた。もうこの記録8ミリ映像は再現できないのかとあきらめていたがやはり辛抱はしてみるものだ、いつか日の目を見る時が来るに違いないとの確信は生きていた。30~40分もののリールがまだ他にもあるので時間をかけて見てみたい。DVD化はかなりの経費が掛かるものとおもわれるのでなんとかそらは避けてみたい。
中秋の名月、夜空の満月
まるで日本国旗のようだ。