日銀の政策変更が遠のいた為猛烈な円安が進み、一時160円をつける何十年ぶりの円安を記録した。その後、日銀の介入などがあって156円の円高まで戻したようだ。がこれはまさに一時的なものでこれから更に円安に向かうだろう。企業の輸出部門の為替予約係りは不眠不休で為替の動向を見守っていることだろう。
早いものであれから19年が経過した。福知山線脱線事故で109人の乗客の死者を出した大惨事のあの事故である。何度も書いたがあの日はたまたま大阪梅田のヨドバシカメラにデジカメを購入のため出かけていた日だった。テレビの売り場は大勢の立ち見客で混雑していたので何かあったのかと尋ねてみると事故現場の実況中継中であるとのことだった。
私はいつもの通り阪急電車で出かけるのだがもしJRの電車だったらと背筋に冷たいものが一瞬流れたような錯覚だった。暫くして現場に出かけて惨事の模様を撮影しておいた。
現場で立ち往生の特急電車「北近畿」。前方のマンションに快速電車が激しく衝突した。
兵庫県豊岡市日高町の神鍋高原では17日、恒例の「春山開き」の神事が神鍋神社で執り行われて「弓打ちの儀」などが行われた。今冬も暖冬で雪不足だったが今年も春の観光客を多く呼び込みたいとの願いを込めての行事だった。
昨日おとといと関西地方はきつい黄砂に覆われて青空が見えなかったが今日はその黄砂も東に去って洗濯日和になりそうだ。庭のツツジも咲き初めてもっとも華やぐ季節を迎えた。
拙宅の庭の桜が綺麗だ。例年4月末ころに開花するのだがやはり温暖化のせいか2週間ほど早く咲く始めた。木のい勢いは最盛期よりはかなり落ちて枯れ枝も目立ち始めた。桜を伐るバカだが枯れ枝は残阿しておく方が害になりそうだと思い断腸の気持ちで伐りはらいゴミとして出している。
でもやはり綺麗に咲いてくれてうれしい。
今日の朝刊で昨年10月1日現在の人口推計を発表した。総人口は124,352千人で前年比595,000人減(△0.48%)で13年連続の減少である。今回の調査で75歳以上が2000万人を超えるという猛烈な高齢化が進んでいるということだが、これは近い将来それも本当に近い将来に1億人を割ってしまうということを表している。75歳だからあと20年もすれば95歳になりほぼこの75歳以上は全員あの世に逝く勘定であるからだ。
おまけに結婚しないひとり暮らしの割合が増加していて減少に拍車をかけている。この日本はこれからどうなるのだろうか。
もうひとつ気がかりなことは東京一極集中が再び加速していることだ。首都圏の1都3県で36,903万人が集中しその割合はなんと29.67%に達することだ。今後地方のインフラは次第に充実していくものと思われる。東京のような人口の多い人込み社会の街よりも自然豊かな暮らし易い地方のほうが良いと思うのだが実際はあの東京に憧れてゆく若者が多いのは自然な姿かもしれない。人生はやがて老人時代を迎えるがその時、高層マンションの一室にいるか自然豊かな周りを野菜畑に囲まれ畑作りを楽しむかはそれぞれの道だから何とも言わないがどちらを選ぶかは本人次第である。