2020年の前半が過ぎる

2020-06-30 18:38:15 | 日記
 今年も前半の半年が終わった。明日から後半の半年が始まる。なんといってもこの半年間はコロナ騒ぎ一色だった。この騒動は全世界に跨る大きな危機で様々な分野でその対応が迫われて社会そのものがこれまでの常識の変化を促す転換点ともいわれる。この危機を迎えて思うことは個人事業者が直接的に被害を受けたのではなかったかである。役所に勤務する公務員や年金生活者などは毎月受け取る給料の心配はなかったが、客相手の個人事業者とりわけ観光客相手の事業者の皆さんは大きな痛手ではなかったか。大企業のサラリーマンの皆さんもリモート勤務とやらで電車に乗り会社のデスクで仕事をするといったこれまでの通勤スタイルと勤務形態に変化を及ぼしてきてコロナ後の仕事風景に一つの変化を教えているのではないだろうか。オンラインとは会社や役所の業務データの管理方法のひとつで手書きを止めコンピュータ化しようとする合理化だったが、このコロナで労働力もつまり人間も会社や役所に行かずともコンピューターで業務を交換しようとするまさに究極の合理化ができるということを証明してくれた。働き方の大転換である。産業革命以来の大革命それは労働革命といわれないだろうか。
 働く場所は人の集まる東京だということで首都圏に人がどんどん集まった。東京は高層ビルの林立する見た目には憧れの街に見える。素晴らしいとつい喜んでしまう。しかし、通勤は満員電車に長時間揺られ帰路も同様である。近場の住宅となれば超高層の高価なマンションである。子供が小さい内はよいとしてそこそこの年齢になるとそこが果たして住みよい住宅になるかどうか。なにも東京に住まわなくとも仕事ができることをこのオンラインが示してくれているのではないかどうか。超高層マンションが廃マンションにならないとも限らない。東海道新幹線沿線の各地や山陽新幹線沿線就中瀬戸内の豊かな温かい綺麗な空の住みよい土地がいくらでもある。コロナ禍はそんなことを教えてくれているように思えてならない。

沖縄戦、75年

2020-06-24 09:40:19 | 日記
 昨日の沖縄慰霊の式典をテレビでみた。広島長崎の原爆の日は大々的に報道されマスコミにも取り上げられているが沖縄戦の組織的戦闘の終了した6月23日はそれほどでもない。
 米軍の沖縄上陸は1945年4月1日、沖縄中部の読谷地区で日本軍を東西に分断して攻略する。最後まで残った本島南部の糸満が陥落したのが6月23日でこれで沖縄戦の日本軍の組織的抵抗が終了した。日本領内での戦闘で多くの戦闘映像が残されていて太平洋戦争の記録として取り上げられる機会が多い。75年前の映像である。米軍の装備は戦闘員の移動や武器弾薬の運搬はトラックに戦車であるし、弾薬は使い放題の重装備、日本軍の洞穴に立てこもる戦術に対するものとしての火炎放射器等々先進的な軍装備である。対する日本軍は兵士の持つ小銃と手榴弾くらいで日露戦争時代とあまり変わらない。もっと言えば織田信長時代の装備に少し毛の生えた程度とは司馬遼太郎氏の弁だ。よくぞ戦ったものだと今にして思う。当時の日本軍中枢部と政治家はどの程度の人だったのであろうか。
 式典で首里高校3年生の高良朱香音さん17歳が「平和の詩」をそらで読み上げた。タイトルは「あなたがあの時」で読み上げたと書いたが多くの聴衆の前で堂々たる物怖じしない態度は見事であった。甲子園での選手宣誓もそうだが最近の高校生のレベルの高さがこれでよくわかる。
 お隣の国朝鮮半島ではまたまた南と北でつまらないいざこざである。これは75年前と少しも変わっていない。世界はもう知ったものかと放り出しているかの如くだ。

プロ野球開幕

2020-06-23 10:51:46 | 日記
 19日にプロ野球が開幕した。最も遅い開幕日である。しかし球場は無観客でバットに当たる球音が静まり返った球場に響き渡る。今シリーズから外人枠が増えたそうでより豪快なスケールの大きい勝負が見れるのではなかろうか。
 今日の朝刊のかたえくぼに

 阪神開幕3連敗   無観客でよかった・・・  阪神矢野監督  と大阪のいち購読者が投稿されている。きっとトラファンであろう。

 今週は3月期決算の会社の株主総会の集中日。株主にとっては配当金が楽しみの日である。最近の配当は1株20円30円はざらで100円135円といった超優良企業がかなりあって会社を定年退職したOBは優雅な生活が保障されているようだ。先の国民一人当たり10万円支給の特別定額給付金とあわせてますます優雅な今後であろうか。


夏至

2020-06-21 09:29:37 | 日記
 21日は夏至。夏の真上から照り付ける太陽が美しい若葉の爽やかな季節を作ってくれている。4月から今日の夏至の6月までが私は無情に好きである。本当の夏はこれからではあるが太陽は確実に今日を境に傾いてゆく。
 今日は日食が観測される。関西は午後5時過ぎが最大の食で今のところ天候は快晴で申し分ない。今日はまた大安吉日で父の日でもある。息子夫婦から例年通りのプレゼントで大過ない日々の暮らしだ。

2回目の住民投票へ

2020-06-20 09:15:26 | 日記
 大阪都構想を協議する法定協議会の最終案が維新公明自民府議連の賛成多数で可決承認された。今年11月1日を予定する大阪市の住民投票が行われることになる。昨年3月の法定協議会否決から1年と3カ月で大阪市長と大阪府知事の入れ替えによるダブル選挙と統一地方選挙で大阪維新の会が大勝しての結果である。公明党が反対から賛成に転じ、自民党も府議連が賛成に回り賛成16票、反対3票と圧倒的大差で可決された。新型コロナウイルス騒ぎで住民説明会は行わない方針である。コロナで住民投票などするべきでないという意見もあるが、東京都知事選挙は予定通りでここではそのようなコロナで知事選挙云々の意見は今のところ皆無である。反対派の住民投票阻止の材料に使っているのが見える。
 東京都東村山市で3月29日に70歳で死去したタレントの志村けんさん(本名志村康徳)の銅像を建てるという。東村山市を大きく全国に知らしめた功績を称えて後世に残そうというものだ。志村けんさんは日本だけでなく広くヨーロッパでもその喜劇王としての存在を認知されており東村山市の市民の皆さんの大方が異存なしの方向である。歌手の三波春夫さんも出身地新潟県長岡市に立派な銅像が建立されている。ちょっと気が早いが遥かな後世、大阪都が成立してのことだが橋下徹松井一郎吉村洋文の3人の銅像が都庁舎の前に出来上がっているかもしれない。その頃はきっと立派な庁舎が出来上がっているだろうし、新しくできた各区の役所の区役所も仮住まいから本庁舎に生まれ変わっているだろう。銅像の説明文は皆さんお分かりのことと思う。