江田五月さん 

2021-07-30 08:52:08 | 日記
 政治家の江田五月さんがお亡くなりになった。80歳。政治家にはあまり関心がある方ではないが江田さんの生年月日が同じようなものだから親しみを持っていた。江田さんの生年月日は昭和16年5月22日(1941年)である。干支は辛巳。昭和16年というと旧日本海軍が米ハワイ真珠湾を奇襲攻撃して太平洋戦争に突入した年だ。昭和16年体制という様々な統制規制が決められた年である。
 まずは軍部が主導する官僚機構が出来上がり戦時統制が始まる。次に電波や印刷物の規制つまり情報の統制である。電波はキー局というものができて東京から発信されるもの以外は禁止である。印刷物はすべて東京にある書籍本社からのものでなくてはならない。その次が経済の統制で国家総動員法というものが出来た。それに伴いコメや酒など規格基準が徹底された。着る服も国民服が出来てみんなが同じ服装をするというのもだ。東京一極集中の有期型地域構造を推進し始めたのもこの年である。国民学校令が発布されたのもこの中にある。これは越境入学をしてはならない一定の区域に住む学童生徒はそれぞれ決められた学校に行かなければならないとしたものだ。以上が昭和16年体制の中身である。
 米ニューヨークのツインビル崩壊の同時多発テロは60年後の2001年の同じ辛巳年に起きた。ふたつの大事件辛巳年は偶然か否か。決して偶然とは言えないこの辛巳という不思議な何かがあるように思えてならない。
 巳年は火性である。太陽のようなパっとした明るさは無いが陰の火性である巳年は人の心を温かく和ませてくれる独特の存在感があるという。江田さんを見ていてどうかであるがまさに的中しているのではないだろうか。巳年の運勢は晩年運で更に上昇して指導的立場に立って多くの人々に尊敬されるものだが惜しくも体力が尽きてしまった。残念である。巳年生まれは肉体労働よりも頭脳労働で発展する気運でややひ弱なところがあるのは否めない。江田五月さんをみていてまるで自分の生き写しがそれであるように思えてならない。
 尚、イチロー選手が米大リーグでMVPを受賞したのも2001年であった。

オリンピック1500メートル競泳

2021-07-27 16:30:07 | 日記
 オリンピック女子1500メートル競技をみた。競泳の水泳を見るのは久しぶりである。まだ予選段階だから本来のスピードを出しているのかわからないがとにかくすいすいと気持ちよく泳いでいる姿に感動というか疲れを知らない選手の体力に敬服する。タイムは16分前半のようでこれは女子の記録で私が幼い頃の古橋橋爪選手時代とは全く違う今の水準に驚いてしまった。
 あのフジヤマのトビウオと言われた古橋広之進選手(故人)が出した1500メートル18分19秒0の当時の大記録を知らない人は高齢者ではいないだろう。1949年(昭和24年)のロスアンジェルス大会の記録であったが、あの頃のターンは手を付いて足でけるターンだった。その後日米の水泳競技が行われハワイ出身の日系二世フォード・コンノ選手がとんぼ返りターンなどで記録をどんどん伸ばしていった。この頃から日米の差が広がり始め日本選手は米国選手に太刀打ちできなくなってしまったように記憶している。日米水泳競技会も中止されてしまった。当時の選手紹介の場内アナウンスは「第一のコース ~君 日本、第二のコース~君アメリカ、第三のコース~」であった。場内が一瞬緊張する時だった。オンユアーマーク セットアップ ドンとピストルがなって飛び込むのである。今は電光掲示板で静かな選手紹介だ。
 解説を聞いていると足はそれほど動かさなくてよいという。なるほど選手全員がそれほどハタバタやっていない。長距離レースになると体力温存でそうなるのかもしれない。私たちの中学生時代の先生の教え込みではそうではなかったような記憶で足を動かさない泳法でやればもう少し良い水泳ができたのかもといまさら悔やんでも詮無いことながらあの時代に戻りたい気もしないでもない。

御座候アイスバー

2021-07-25 16:45:51 | 日記
 つぶあんに白あんのあの美味しい回転焼きの御座候に夏季限定で「アイスバー御座候」が発売される。焼き立てホコホコの息を吹きかけて食べる御座候は何とも言えない味わいでその道のツーには強い人気がある。焼き立て熱々が取り柄であるので夏季はやはり敬遠されてしまうのはやむを得ないところでそこでこの猛暑の夏にも何とか売り上げを伸ばしたいとのことでアイスバー御座候が店頭に並ぶ。
 このアイスバ-御座候の構想は8年ほど前からあったそうで井村屋の「あずきバー」がそれで同じような商品を出してどうかと。様子見を決めておられたとか。あずきバーは専ら小豆即ち赤いあんを材料にしているので赤みを帯びているが、御座候のアイスバーは赤あんと白あんと二種類あるようだ。赤は小豆を材料にしていて白あんはインゲン豆がそれである。インゲン豆は地方によって三度豆とも呼ばれている。
 私はだいたい3カ月に一度大阪梅田に行く用事がある。行けば家内にお土産としてこの御座候を買って帰る。大阪梅田阪神百貨店の地下一階の食料品売り場にある。サラリーマン時代、大阪心斎橋にある大丸心斎橋店に所用で出かけた時、御座候を買って帰り同僚の女子社員の方々にお土産として食べてもらって喜んで頂いた。今日の新聞で御座候の本社は兵庫県姫路市だと知った。以外だった。因みに「あずきバー」の井村屋は三重県津市が本社である。
 1950年創業で佐賀県が出発でもともとはうどん屋だったが、創業者が故郷姫路市に拠点を移してから御座候として発展してきた。「御座候」という回転焼き一筋に拘りこれを継続してこられたこの会社の経営方針は大会社はもちろん、中小企業の皆さんにもそして私たち家計を預かる者にとっても大切な何かを投げかけているようだ。


 

2回目の接種

2021-07-24 10:36:51 | 日記
 今日午後2回目の新型コロナの予防接種を受ける。予約時間よりも早めに行こうとしている。1回目は予約時間よりも早めに行ききちんと決められた時間に間に合うようにしたいとの存念からだったが、先方が予約客が少ないのでそこに入れてもらい早めに完了した。2回目もそうなるかどうかだが今日も早めに行こうと決心している。
 全国で感染者の増加傾向でワクチン接種はかなり広範囲に完了しているはずだが、いっこうにその効果が表れていないように思うがどうか。ワクチン過信にならないよう接種後も体調管理に万全を期したい。
 東京五輪が開催したが国民の多くがそれどころではないという認識か盛り上がりに欠けているのが事実で、今日の新聞は乏しい祝祭感という表現がトップにある。オリンピック競技場の外では開催反対のプラカードを持った集まりもあるようで異様な五輪大会になりはしないかだ。天皇陛下のお言葉には「お祝い」の表現がなかったと新聞にある。昭和39年(1964年)の昭和天皇の大会開催宣言のひと言は日本国民全員がワッと感動の極に達したものだった。今は五輪大会よりもコロナ撲滅を目指してその結果皆がマスクを外して自由に大声を出して飲み食いができ旅行ができる世に中にしたい思いが強いのではないだろうか。それが出来た暁が真の祝祭日となるに違いない。

東京都の交通規制

2021-07-19 20:09:07 | 日記
 東京都の交通規制が今日19日から始まった。大会関係者用の専用レーンが設けられてそのレーンを優先的に利用でき大会の円滑な運用に帰するとのことのようだ。違反すると罰金6,000円と違反点数1点が付される。それから首都高速道路の利用料金が通常の料金に1,000円加算される。普段車を利用している都民の方々にとっては大きな負担を強いることになるが、都民の皆さんはこれらを承知の上オリンピックを歓迎されたのだろうかとふと疑問が沸き起こった。こんなはずではなかったのが本音ではあるまいか。大会期間が2週間という短い期間だがこの間のこれらの増収はすべてオリンピック大会の費用に充てんされるだろう。東京都民の皆さんは他府県の皆さんよりもお金持ち?だと思うのでこれらの負担には関係なしと思うが役人はよく考えたもので民から少しでもおカネを吸い上げようとしている姿勢が垣間見られる。期間中は府県を超えた移動を差し控えるように呼びかけているのでこの交通規制の関わる負担はほとんど東京都民がかぶるものと言えそうだ。