夏の甲子園は智辨高校の姉妹校同士の対戦となり和歌山が優勝した。この両校は練習試合でも度々顔を合わせているということでお互いを知り尽くしている間柄のようだ。練習試合でも和歌山が勝利をあげているようで本チャンでもそのようになった。智辨和歌山高校の優勝は21年ぶりである。
そうかもう21年も経過したかと思うのはその21年前、私は宝塚市にある会計事務所で仕事をさせてもらっていた。仕事の合間に高校野球の話題になり決勝戦の相手チームは記憶にないがたぶん智辯和歌山が勝つだろうと笑いながら雑談していたのを覚えている。
個人商店に勤務ということでいかなる内容かと多少の心配とある気軽さを期待したが案外気難しさの多いものだと感づいた。請負している企業にクルマで向かい一定期間の書類を持ち帰りパソコンに打ち込むのだが仕訳はすべて事務所の人員の判断に委ねられている。つまりは人任せなのである。大事な自分の会社の成績表が会計士事務所の判断任せでつくられてしまうのである。
人任せではよい企業にはなりえない。財務諸表は自分で作り前期と今期を比較検討することによって次に繋がることを肝に銘じなければならない。青色申告制度があるのはその為で少し勉強すれば財務諸表の作成などすぐに理解できる内容で会計士事務所の方々には大変申し訳ないが会計士事務所に世話にならない商店各位が少しでも多くあるように私は思いたい。