明日から2月

　暗い1年で11月から1月までの寂しい3ヶ月間が終わって明日から明るい2月だ。とにかく今年は能登半島地震でとりわけ打ち沈んだ暗いこの真冬であったようだ。年を取ると寒い暗いのが一番苦手ではないだろうか。ましてやお一人さんになればなおさらでそのようにならないように自分はもちろん家内にもそういうふうに健康に留意するよう言っておきたい。

　能登地震で被災された多くの方々には本当に申し訳ないがこちら阪神方面はいつもの平常の生活が送れて温かい毛布にくるまれて熟睡できて生かされているというありがたい気持ちでおられる。仮設住宅も出来始めてきてどうかそれまで食いしばって生きてくださいとしか言いようがない。

SLIM 電力回復

　月面着陸に成功したSLIMの太陽電池が活動し始めたようだ。どんな映像が届くか楽しみだ。

写真は月周回中のNASAの探査機が発表したSLIMの着陸した時のものだ。

豊岡市の能登半島地震援助隊

　能登半島地震で緊急消防援助隊として豊岡市消防本部から派遣されていた隊員が関貫市長に活動内容が報告され、吉谷後方支援小隊長が「支援できることはできたと思う」と話された。

　豊岡市でも2004年の台風23号で緊急援助で助けられたが「いつか恩返しをしたいと思っていた。ほんの少しだが恩返しが出来たと思う」と小山貴規消火小隊長は述べた。

センバツ出場高発表

　センバツ出場校の発表があった。石川県から２校で被災地の皆さんの期待にぜひ応えてよいゲームを造ってほしい。被災地の皆さんに応えるのはもちろんだが、選考委員の皆さんの想いにも十分考慮に入れて欲しいものだ。昨夏のあの慶應義塾のように全国の高校野球ファンが応援したように石川県の球児にはきっと同じように暖かい声援が送られることは間違いないだろう。

 　今から５０年前の1974年（昭和49年）の8月30日、東京丸の内にある三菱重工業の正面入り口付近が爆破された事件の容疑者のひとりの桐島聡が逮捕されたとニュースにある。この事件の昭和49年8月30日は私にとって忘れられない日である。東京本社転勤を命ぜられ新大阪から東京駅に到着し地下駅から総武線馬喰町駅下車してすぐの東京本社に到着した時だった。ほとんどの社員は見知らぬ人々ばかりだったが皆が東京駅で爆弾事件があったようだと大騒ぎだった。そういう訳で忘れられない日なのだ。以後、赤軍派とか何々革命軍とかを名乗り浅間山荘事件のような反社会を名乗る若者の事件が相次いだが、あの頃の丸の内界隈はもうすっかり姿を変えて今では別世界になっている。

　今冬一番の寒気も峠を越したようだ。新聞の記事にもそれらの関連記事が載っている。最近、北近畿の話題がめっきり少なくなって載せる記事にも事欠くのではないだろうか。だから冬の記事といえば積雪くらいであろうかで今冬の積雪の冬景色の城崎温泉があったので紹介させていただく。

正司歌江さん

　訃報が相次ぐ。昨日の小山乃里子さんに続いてかしまし娘の長姉の正司歌江さんの訃報が新聞に載る。正月といえば東の東京と西の大阪から漫才落語に漫談が放送され全国の皆さんに大いに受けた。なかでも大阪道頓堀劇場からのかしまし娘の3人はその期待を最大限に持たれていたのではないだろうか。

　近頃の年末年始のテレビは大勢が舞台で騒いであれはいったい何を放送しているのだろうかと訝るものが多いが、つまりは真のプロのいないものになってはいないだろうか。大昭和を彩った漫才の一翼を担ったかしまし娘の正司歌江さん、ごゆっくりお眠りください。昭和がまた遠のいてゆくようだ。YouTubeでもう一度かしまし娘の舞台を見てみよう。