今年の年賀状は昨年夏の義兄の死去で出状はお休みしたが、ご丁寧な賀状を送っていただいた方が10人ほどあった。年賀状を受け取るとなんとなく嬉しいものだ。そもそも喪中では賀状を出すのは失礼との認識だが本当にそうだろうか。悲しい時ほど励ましの年賀状を出してもよいのではと私は思う。
この10人の方々の中の1枚が3等の切手シートが当たっていた。10枚で1枚当選だから確率がよかったのに違いない。出していただいた方は昨年訃報をお出しになり年賀状は出していただいて結構です、その方が当方励みになりますと仰っていた方でその方からのはがきが今回1枚の当選はがきであった。来年から新年のご挨拶は失礼しますの文言の多い最近の年賀状だが、来る新しい年の初めにちょっと頭を使い手指を動かしてはがきを作るのは決して頭脳を老化させるものではなくてむしろ若返るきっかけになるのではないかと思う。
今日も外は小雪が舞う寒い日である。