寒かった2月が今日で終わる。今年の2月は例年にない厳しい寒波の日々で毎日の朝は屋根に白く霜の降りる毎日だった。今日も朝は霜のつく厳しい寒さだった。でも26日頃からやっと春めいた青空が戻ってきてセーターの1枚もはずそうかと思うほどの気温の日である。
今日2月28日は千利休の忌だそうだ。時の権力者豊臣秀吉によって切腹を命ぜられた。理由はいろいろだろうが時の流れによって支配者が気に食わなくなったち違いない。朝鮮出兵に反対したのがその最大の要素だったかもしれないが歴史の彼方だからよくわからない。利休以外も反対の気持ちを露わにできず朝鮮に渡った武将も多くいたに違いなかろう。
ロシアのウクライナ侵攻が進められている。世界各国の猛反対にも拘わらづプーチンさんは戦争につき進んだ。ロシア国民も多くが反戦争の思いというがプーチンを取り巻く連中は皆恐れて反対を表明できずにいることは目に見えている。ロシア人は何故か陰険そうに見えて仕方ないとはいつもの感想だが歴代の政治家がゴルバチョフ氏を除いて全部そんな記憶である。ロシアは大量の戦車部隊でウクライナを蹂躙征服する算段だろうが、昔は無敵の戦車隊だったが今は対戦車ミサイルが開発されて戦車で攻撃すれば自身は安全ということではなくなった。それが証明されたのがあのイラク戦争だった。ウクライナに国境を接するNATO加盟国ポーランドから米国製の精密対戦車ミサイルが密かに持ち込まれているかもしれない。だとしたらロシア軍兵士の損害も相当数になるかもしれない。プーチンの思っていた構図が果たして思い通りに進むか予断は許さない。