今日は長崎市に原子爆弾が投下されて76年目を迎える。投下された午前11時2分に黙祷が行われる。
原子爆弾を搭載して長崎市に向かった米爆撃機B29機をもう一度確認しておこう。チャールズ・スウーニー少佐機長のボックス・カー、小倉上空の気象偵察に向かったジョージ・マクオート大尉機長のエノラ・ゲイ、長崎市の気象偵察機として向かったチャールズ・マックナイト大尉機長のラッキン・ドラゴン、爆発計測観測機としてフレデリック・ボック少佐機長のグレート・アーテイスト、攻撃観測及び写真撮影機のジョージ・ホプキンズ少佐機長のビッグ・ステイング、そして予備機としてラルク・テイラー少佐機長のフル・ハウスの以上の6機だった。
長崎原爆は材料がプルトニウムである。広島の爆弾はウラン235でこれはウランを精製して純度を高めて作られるがこのウラン235は天然ウランの中で0.7%しかない。ほとんどが使い物にならないウラン238が原子炉内で中性子を当てることで核分裂を起こすプルトニウム239が自動的に造られる。ウラン235は精製に時間と費用がかかり且つ安全性にいくつかの問題点があり現在の核兵器には比較的容易に安価に量産できるプルトニウム239が主流になっている。
東京オリンピックが終わった。今日からまた普通の日常が戻る。