1億円を超える所得があると税負担が軽減されるとのことが言われ今の国会で一つの議題になっている。1億円の所得層とはほんの限られた人々でスポーツ選手や大企業のオーナーしかいないとは世間の狭い我々年金生活者の考えだ。国会議員だって年収3,000万円ほどで中には大企業の大株主でその配当金にしても仮に一株150円の配当があったとしても100,000株所有で15,000,000円であるからとても1億円には及ばない。スポーツ選手は1億円選手は確かにそれなりに居るだろうし、ゴルフ選手は年何回かのツアーで優勝すれば可能なところだが、実際そう年何回も優勝賞金の獲得までは行かないだろう。
スポーツ選手はその活動期間が短い。稼げるときに思い切り稼いでいいのではないだろうか。貧富の差が拡大云々で立民の枝野さんは声高に仰るが税の負利率を変えるくらいでその差が縮まるものかどうか。それより国会議員の皆さんは決められた報酬以外に毎月100万円の非課税の自由に使ってよいおカネがあるというからこれこそ俎上に乗せて議論すべきではないか。国会も一種のショーでいかにも議論しているかの場を国民に見せているだけのようだ。コロナで確かに貧富の差が拡大していることは間違いない。正規非正規の差もさることながら今企業の従業員も正規非正規を問わず定年前退職を強いられて定年までいられる時代ではなくなった。65歳以後に受け取られる年金にも大きな影響があるいものと思われる。