阪神淡路大震災28年

　あれから28年が経過したか。もうそんなになるのかとふと思う。当時のマスコミの報道も今のようにリァルタイムでのものではなかったようで震源地がどこか瞬時には報道出来なかったようで災害の大きさから神戸阪神地域と解るまで時間がかかったように記憶している。強烈な揺れは東日本大震災以上のもので6,434名の命を奪ったものは建物の倒壊による下敷きとその後の火災によるものだった。東日本大震災は水責めによる死者に対して阪神淡路大震災のそれは火責めによるものだった。平成の３０年という短い期間に史上最大規模の災害が２度も起こったことは平成という元号の願いである「天平らかにして地成る」とは裏腹だったことはなんとも皮肉であった。

　令和に入って早々にコロナという病魔に襲われ更にロシアのウクライナ侵攻が起こり世界中を二重のおののきに包んでいる。私たちの身の回りはどうかといえば、お年寄りが増えて将来を担う子供たちの姿が掻き消えたように少なくなって活気の乏しい世相である。テレビのニュースは東京大改造の様子や高層ビルの林立する姿ばかりで地方の空き家増加のなどはあまり目につかない。どこか間違ってはいないか。高層住宅の一部屋で生活するよりも地に着いた一戸建てで生きることがどれだけ将来に大切なことを子供たちに身をもって教えてやるほうが大切ではないだろうかと思う。

鏡開き

　11日は鏡開き。床の間に飾ってある鏡餅をありがとうございましたと挨拶して食卓に乗せる。以前はそれなりに大きな餅を食べる大きさに切っていたのだが最近はプラスチックで作った餅様の容器の中に個別にポリ袋に入れた小餅があって何時間でも保存できるようになっている。先の大きな餅ではそれなりに時間がかかって飾ってあるので相当な硬さになっていて切るのが大変というか手指のケガに注意しなければならなかった。

　玄関に飾ってあるしめ縄もまだ青みが残っていて新鮮そのものでお宮に返却するのが少し惜しいような気分もある。今年も無事に平穏な1年でありますようにが何より大切だ。

新年の仕事開始

　４日は仕事始めの日だ。今年はサラリーマンにとっては正月休みが短かかったのではないか。１日元日が日曜日と重なりいわば最悪の巡りあわせだったようだ。３日のＵターン帰省客の混雑も昔の猛烈な渋滞などは見かけられなくなった。出世競争を煽るモーレツ社員、人を押しのけ押しのけ部長役員への道を目指す人、マイカーでの正月休みの帰省で道は大渋滞など人は何にも疑わずこれが世の在り方だと錯覚していた。

　団塊世代が後期高齢者をまもなく迎えるがこの層が無くなる今後２０～３０年がこれからの日本の姿がまた楽しみというか違った発展段階が来るのではないか。景気の周期が６０年といわれる。ちょうど計算が合うようだ。今底を打って上り機運に達したように思える。今年は兎年だからあと２年で巳年を迎えるが巳年は金運が上がるといわれるように少しずつ世の中が明るくなる方向だ。正月挨拶で会社役員の皆さんは今日は大忙しだろう。頑張ってもらいたい。

令和5年2023年が開始

　新しい年令和5年に入る。元日の空は快晴で気持ち良いが心は何故か寂しい。朝の朝刊のトップには誰もが孤独の時代とある。平和と穏やかな今だから猶更その気持ちが強くなるのだろうがサラリーマン戦国時代を生きてきた身としてちょっと気になるものだ。いつまでも若々しく生きたいが年をとるのはや無負えないことでならば年相応の構えで元気にやって行こうと思う。それには自立が大切で足腰を鍛えて出来るだけ周囲の皆さんと一緒に動けるように体を大切にして行こうと思う。孤独に打ち勝つ力を温存したいものだ。

　以前の大晦日といえばNHKの紅白歌合戦や行く年くる年をみるのが定番だったが今はそれがつまらないものに見えてきてネットのYouTubeを見る方が面白くなってきた。見るほから作る方に世の中が変化したのだ。国民全部がプロデウーサーになってきている。健康な身体と心を持ったうえでの楽しい暮らし豊かな生活なのだからこれを第一に今年も頑張ろうと決心した。