日々徒然なるままに

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行って参りました 神迎祭 1

2017-11-28 21:27:56 | 神様等について
こんばんは。
散々行きます、と公言しておりました神迎祭、参列致して来ました。
一言感想を、といわれると良かったです、という感じですね。
えらく月並みな表現ですけれど、言い表したいことが多過ぎてそうとしか言えません、なところです。
ですので、一回だけではなく何回かに分けてご報告させて頂ければと思います。
と、そんなお祭から戻った次の日の朝は、こんな感じで曇っておりましたがじきに晴れて日中は暖かい日和となりました。



                                   



                                   




                                      
                                   


時系列でお話しようかと思います。
ま、半分はオバサンのお出かけ日記とも言えなくもないのかも;?  

こちらを出たのは午後の一時半を回った頃。
いつものようにお馴染みのレンタカー屋さんで車を借り出し、無いよ母ちゃん、ごはんが無いよと目で訴えてきていた我が家のネコの餌をまず
買いにホームセンターへ出向き、思いっきりカリカリ、つまりドライフードを与えといてやっと出発となりました。
時間並びに高速料金を考えても、これは広島インターからより次のインター(広島西風新都 ひろしませいふうしんと)から乗る方がよかろうと
自宅の裏手に当たる山の峠越えをして、やっとインターへ。
どっちかというとこちらの方が労力的には体力使いそうですけどね;。
ともあれ高速に乗れば後は殆ど一本道です。
お天気は良いし懸念していた程の寒さもなく、まさにドライブ日和。
とはいえこのお借りした車、どことなくうむ~;な症状が出ているような;。
いやいや、それは自分が飛ばし過ぎるからでしょうよ、と自分で自分に言い聞かせながらも、途中で少しトイレ休憩しました。



                                                                             




                                   




                                   



此処は松江道に隣接してある『道の駅 たかの』
ご覧になってお分かりかと思いますけれど、結構な標高があります。
つい最近までは山陽と山陰を結ぶ道路、それも広島と松江、出雲方面へは殆ど国道54号線一本という状況でもあり、中国山地越えはなかなかに
時間も掛かり、案外と大変でもありました。
しかしこの松江道が出来てからは、あれほど時間が掛かっていたのが信じられない程早く着けるようになり、その利便性は計り知れません。
その分、まっすぐに道を通すということはどうしても山を貫くトンネルを掘ることにもなり、そこの部分は自分としてはどうなんかいな;な
思いもありますけれど、今現在時間の大いなる短縮という恩恵に預からせて頂いておることには間違いありません。
人間の叡智を集めた技術の素晴らしさには敬意を表したい思いと共に、人間の為だけにそんな人類の歴史の時間とは違える程の永い年月を経て
作り出された自然をこうも短時間に好き勝手に切り刻んでよいものなのか、とつい天邪鬼な自分の思いが頭をもたげたりも致します。
ですけれどどう考えても今の時点では、やはり人間の技術により作り出された便利な新しいこの道路に大いに助けられているのはいうまでも
ないところです。
あんまり四の五の言わずに、素直に便利で快適。そう申し上げておきたいと思います。

広島側から行くと、この道の駅少し手前がこの松江道での最高標高地点という場所があり、そこが確か680メートル程であったかと記憶します。
冬場はさすがに雪深い地域ですけれど、夏は逆に冷涼な気候を利用してリンゴや大根等の果物や野菜作りが盛んなところですね。
ちょうどリンゴの季節でもあり、この『道の駅 たかの』にもそんな特産品をふんだんに使ったお菓子やジュース、或いはリンゴそのものが
安く売られておりました。
買おうかなとも考えたのですけれどこれから行かねばなりませんし、見るだけに留めて先を急ぐこととしました。
因みに写真で見えておりますこの山並み、おそらくこれから全長5キロメートル近くある大万木山(おおよろぎやま)トンネルが通っているその
山ではないかしら、とも思って見ておりました。

この道の駅を出ますと、あとはまたひた走るだけ。
此処を出たのが多分、午後三時半少し前だったかと思います。
申すようにこの道は殆ど一直線。
アップダウンはありますがカーブも少ないので走りやすくはありますけれど、その分単調ですので走り慣れない方は眠気にご用心ですね;。
この松江道、有料区間と無料区間がありますけれど、今回通ったのは中国道から接続されている三次東から三刀屋木次(みとやきすぎ)という
インター間で無料区間です。
出雲というインターまで当然この松江道は続いておりますけれど、そこまで走るとむしろ出雲大社までは遠回りとなり、自分は此処で下りて
後は斐伊川沿いの一般道を走って行きます。
この斐伊川沿いの道、此処もその昔はいわばこの川の土手を利用した道ですのでかなり狭く、そのくせダンプがひっきりなしに通る道でしたので
かなり怖い思いをしておりました。
今にしてみると、それらのダンプはこの道を広げるための土砂等を運搬しておられたのもひとつにはあったようです。
現在は道幅も相当に広がり、此処もまた快適な道路に生まれ変わっておりますね。
運転する分にはそれほど見ることは出来ないでしょうけれど、一緒に同乗される方などはすぐそばを流れるこの斐伊川の織り成す景色を眺めながら
行かれるのも楽しいかと感じます。

出雲が近づくにつれ、日の入りも近くなって来ておりました。
その陽射しがちょうど走っていく方向へあるために、遠視(今老眼ですけれど;)の自分にはサングラスしていても相当眩しく左手でその陽射しを
遮りながら運転しておりました。
言い換えれば、それほどにお天気が良く雲の一つすら無かったということですね。
なんでこんな強い西日;と思いつつも、ふとそういえば太陽って天照大神、ということはこうして参らせて頂くのを歓迎して下さっている?と
かなり良い方へ解釈してみました。
それにしても強烈過ぎるほどのまさに熱烈歓迎ぶりだよねぇ、と感じておったのでした。





                                   




出雲大社に着くと四時半位になっておりました。
向こうの係で受付を済ませ、これから始まる稲佐の浜は既に人で溢れておるようですので、行かれるならばお急ぎくださいと促されました。
この時間でもうそんなにと思うと、内心焦りながらもまずは腹ごしらえしとかねばと考え近くの蕎麦屋さんへ行きましたが、この時点でもう
今日は終わりましたとの看板が出ております。
中にはお客さんはおられるのですけれど、もうオーダーストップということなのでしょう。
以前にも書かせて頂きましたけれど、この日は町内は早めに各家庭や商店等、灯りを消して家の中で静かに過ごされる様です。
そのようなことからお店も早仕舞いのようでした。
例大祭で友人と行った喫茶店はどうだろうと覗いてみると、此処もお客さんはおられます。
お店の方のまだ大丈夫ですかと尋ねると、まだいいですよとのお返事。
ならばと店内に入り、これも先だって注文したことのあるホットサンドを注文しました。
隣の席は、どうやら東京辺りからお越しになったと思しき若い女性数人のグループです。
聞こえてくる話から察するに幾度かこの神迎祭に参列されことがあるようです。
今日はどうだろうねぇ、と言いながら先に食事を済ませお店を後にされておられました。
それにしてもあの軽装で寒くはないのかしらんと思うほど防寒着も着込んでおられないようでしたが大丈夫だったんでしょうかね;。
オバサンは気になるところではありました;。
右隣は、此方はカップル(こういう言い方でいいのかな;?)
しかし、このお二人が話す言葉は中国語です。
食事を済ませた後、ひとしきりスマホのゲームに興じておられましたけれど、何しに此処まで来られたんだろう、とこれまたいらぬ詮索をする
自分なのでした(やっぱりオバサンじゃん;)



                                  



                                  



                                      



食事を染ませて外へ出ると、かなり薄暗くなってきておりました。
車を停めてありますところまで一度戻り、浜まで歩くならスニーカーへ履き替えようと思いながら鞄からキーを取り出そうとした時、カチンと
小さな音がして何かが落ちました。
どうやら以前に加藤さん(虹色つむぎの癒し雑貨星読み店長さんですね)に調合して頂いていた香るオイルの小さな管瓶のようでした。
これは金運というブレンドしたオイルが入っていたもので中身は既に無くなっておりましたけれど、金色の可愛いチェーンが付けてあり素敵な
ものでしたので、自分の鞄に大事に仕舞っていたのでした。
それを不覚にも落としてしまい、困ったなと探そうとしたのですけれど、暗くて見えません。
しかもそこへ花が植えてある桶状の鉢植えが置いてあり、どうやらその下辺りへ入り込んだようでした。
その下部分に手を入れようにも入りそうもなく、時間も押してきていることもあり、とても残念でしたが探すのは断念致しました。
これを落としたことって、何か意味があるのかな?と頭の片隅で考えながら、でももしかするとこれを(悲しいけれど)落としたことにより
何がしかの自分の身代わりになってくれたのかもしれない、とも感じておりました。
それが何であるのか、それは案外もっと後でわかるのかもしれません。

ちょっと落胆しつつも車まで戻ると、隣に駐車した方もどうやら女性お一人のようでした。
しかも年齢もさして変わらぬ感じの方です。
「宜しければ浜までご一緒致しませんか?」
とお声を掛けさせて頂き、殆ど灯りのない道を二人して浜まで歩き出したのでした。



                                 




                                 




                                 

                                        

いよいよ本番はここからなのですけれど;。
例によってオバサンが書き出しますと、このように始まるまでの前奏がかなり長ったらしいですねぇ;。
今か今かと待っておられました皆様、どうも本当に申し訳ございません。
もったいぶるつもりは全く無いのですけれど、こんな日であったよということも合わせてお伝えしたくこのようにダラダラと書いております;。
明日、神迎祭の本番の様子、お伝え出来ればと思います。
もうしばらくお待ち頂ければ、と存じます;。


本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。                                     
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