芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

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芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

芽室町ふるさと納税〜令和2年度の結果と課題とは

2021年10月17日 | 議会/委員会
落ち葉の舞う季節となりましたね。

今日は芽室町のふるさと納税について、昨年度の結果とこれからについて話題にしてみます。

令和2年度の芽室町ふるさと納税寄附額は9,670万円。
前年度は7,654万円でしたので26.4%増という結果です。
これまでのふるさと納税寄附額と返礼品数の推移を表にしてみました。



制度を導入してから返礼品数も増えており、過去最高の寄附額に迫るほどでした。
芽室町のふるさと納税は、芽室町観光物産協会が返礼品の選定、調達、発送、対応、情報発信すべてを担っています。
返礼品数の増加は、観光物産協会の取組みの成果といっていいでしょう。

さて、昨年度は全国のふるさと納税寄附額が過去最高を記録したといいます。
十勝管内19市町村の寄附額合計も62億2,400万円とこちらも前年度対比27.5%も増加しています。
要因は新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり需要だと言われており、
この追い風をどれだけ反映させることができたのか、という視点は、新規寄附者の掘り起こしにつながると思います。

目線を十勝全体にしてみてみると‥
管内で1億円以上の寄附があったのは11市町村あります。
1市3町(帯広、音更、幕別、芽室)では芽室町以外いずれも1億円を超える額を集めています。
主たる地場産品に大きな違いはないのにこの差が生まれるのはなぜ?
9月議会決算審査でもふるさと納税の質疑が相次ぎました。




町は、今年4月に機構改革を行い、町の情報発信を強化しています。
ふるさと納税についても観光物産協会との連携し、ふるさと納税返礼品の内容やPRについて
見直しを行っていく旨の答弁が決算審査でありました。

町の魅力を発信し、まちづくりのための財源となるふるさと納税。
ふるさと納税のピークとなる12月に向けてさらなる改善を期待したいと思います。