Think about a Blyth's

2010-05-12 07:22:59 | 鳥(Birds)


コマミジロタヒバリ(Anthus godlewskii) Blyth's Pipit

このアングルからは目先に暗色の線が現れているように見える。



島の人が鳥見人に気を利かせてくれたのか、私が飛島に到着した5月1日から草地の草刈が始まった。
渡りつかれてハラペコな鳥達は、草の種子や小蟲を捕らえやすくなった草刈後の地面で必死に採餌を始めた。
その中でも一際地味なこの鳥は、嬉しい初見の1種だった!


島にコリンズを持っていって本当によかったと思う。写真図鑑では、個体差や写真マジックとか体勢とか、混乱の元になるみたい。
図鑑著者は言う、‘‘図鑑を信じちゃいけないよ’’




せわしなく動いて餌の蟲を探していたが、「ふぅ」と一休み?












median coverts(Blyth's)
暗色部があまりとがっていない。
「マミタヒに比べて鮮明」ってのはどうなんだろう?あまりそうは感じなかった。
でも中雨は個体差があり、これだけでは確定できないようだ。


tail(Blyth's)
マミタヒに比べて短め。



hind toenail(Blyth's)
マミタヒに比べて短め。脚も短め。



この個体は歩き方がビンズイ様。ずっと下を向きながらゆっくり歩き続ける。顔を上げるのは数秒程度といった感じ。姿勢はコマミのイメージにぴったり。
私が観察している時は鳴かず、飛んでも飛び方が分かるほどの飛距離は出なかった。



【2010/05/02/山形 Yamagata,Japan】