先週はお天気が今一だったので、短時間の地元巡り。
残念ながら、綺麗なお花には出逢いませんでしたが、ご紹介します。
海岸近くの山へ出かけてみます。
コシオガマが目につきました。
この時季、山地に行くと多く見られる半寄生植物。
グロテスクな花なので、女子受けはよくないようですね。
私はこんなキモイ花が大好きなんですが。
午後から雨の予報で、空には厚い雲がかかってます。
自然度の高い場所だったところにも、セイタカアワダチソウの侵入が目立ちます。
他の植物の生長を阻害する物質を放出します。あるノヒメユリの群生地はこの植物のおかげで壊滅しました。
ヤマジノギクが沢山花を咲かせています。
次は海岸の植物を観察してみます。
ここは潮が満ちてくると島になる陸繋島。
でも、地理的には島とは認識されておらず、名前もありません。
島の斜面に薄い板のような砂岩が載っています。
砂岩の板の上から景色を眺めます。
ボタンボウフウのお花。
長命草と呼ばれる程、豊富な栄養素を含有しているらしい。
塩性湿地では希少なヒロハマツナやハマサジの群落がみられます。
ハマサジは準絶滅危惧種。
花はもう終わる時期なので、開いてない花が少しだけ残るのみ。
ヒロハマツナは絶滅危惧Ⅱ類。
花はこれからで、蕾ばかり。
花とは思えないような地味な花を咲かせます。
ハマゼリの花がまだ残ってました。
ウラギクは準絶滅危惧種。
自宅近くの大群生地は埋め立てられてしまいました。
深い入り江の奥にある神社。
とても趣のある場所にあり、いい感じなんです。
背後にあるのは川ではなく、海の隘路。漁船の通り道なんです。
この神社は漁の安全を祈願する場所なんでしょうね。
以上短時間の植物観察でした(=゚ω゚)ノ