花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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今週見た花 南の海へ

2020-03-20 | 花散策

今週は南の海に行ってきました

お目当ては、シオミイカリソウやハチジョウキブシ

ちょっと早いかなぁ~と思いつつ、バイクでお出かけ

なかなか遠い場所なので、バイクにまたがるお尻が痛い

でも、道は空いてて、景色も良い

ちょっと道迷いが多かったのですが、無事花散策開始😊

 

マルバモミジイチゴ

不思議なイチゴを見つけた

九州に多い、ナガバモミジイチゴのようだが、葉が幅広

 

花は下向きに咲き、棘がない

一体これはなんじゃろか?

 

散々調べてもわからず、最終的にネットで見つけたのは、良く見ているpandaさんの花の日記

マルバモミジイチゴというのがあるらしい

http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/blog-entry-1142.html

九州では長崎のみの分布となっているが、今は大分、鹿児島でも見つかっているみたい

珍しいものを見つけてラッキーでした

 

ハチジョウキブシ(大分県絶滅危惧Ⅱ類)

ハチジョウキブシは、キブシより花の付く枝・茎・葉などが大型だと言われている

 

長崎県には、普通のキブシは腐るほど沢山生えているが、得てしてありふれた植物ほどあまり観察しないものである

 

ここに生えているものは、ハチジョウキブシらしいのですが、私には普通のキブシと変わらないようにしか見えない

 

九州では、大分県と宮崎県のみの分布という事だ

 

ヤブツバキを背景にハスノハカズラ

 

シオミイカリソウ(環境省準絶滅危惧種)

まだ早いと思ったのですが、もう咲いてました

 

ヒメイカリソウの海岸型と言われている

 

ハマサオトメカズラやヒメキランソウのように、海岸型と言われているものは、葉が厚く光沢がある

 

シオミイカリソウもそのような特徴があるのでしょう

 

APG的には、ヒメだろうがシオミだろうがそんなの関係ねぇ~という感じでしょう

 

レッドデータには別記されている

ヒメイカリソウは、環境省カテゴリーなし

pimedium x youngianum

 

シオミイカリソウは、環境省準絶滅危惧種

Epimedium trifoliatobinatum ssp. maritimum

 

ここのものは、シオミイカリソウだそうです

 

森の中でアナグマと遭遇

たまに、人懐こいアナグマがいます

佐賀県の八幡岳で、私が歩いていると、近寄ってきたアナグマがいました

 

コバノタツナミ

 

やや珍しいクルマバアカネ

花はまだ先

 

ヒュウガトウキ(環境省絶滅危惧Ⅱ類)

これはいいもの見つけたぞぉ

 

ぜひ見たいと思っていた植物

花の時期にまた来よう

大分県と宮崎県のみに自生する

 

オオバライチゴ

 

クサイチゴと比べて、葉が細いでしょう

茎や萼に赤い腺毛があります

 

平戸島では多く見られますが、他県では初めて見た

 

帰りに遠回りして、豊後二見ヶ浦の夫婦岩を見物しました

 

ここは基本的に、岩の間からの日の出を見物する場所なので、こんな時間には誰もいない

今年の初日の出は、ここに来る予定だったのですが、寝坊してしまいました

徐々に温かい日が増えてきましたね(^O^)/