11月9日 晴れ
約10年ぶりに津波戸山に登ってきました
この山の醍醐味は、岩に次ぐ岩が連続する難コースに挑むスリル感
岩稜、岩峰をクリアしつつ山頂を目指し、下山尾根からも素晴らしい展望を満喫できる素敵な山なのです
駐車場から、登山口への道すがら異様な雰囲気を醸し出す津波戸山が見えてきた
道ばたにはサツマイナモリや
シマカンギク
イナカギクが咲き乱れていた
登山道へ入り、林内を進む
高度を稼いて、展望が開ける
岩稜を登って行くと、定番のブゼンノギクが咲き乱れている
崖にも沢山の花を咲かせている
左京の橋
橋の下は恐ろしい断崖
山頂はまだ遠い
中央に見えるのは偽ピーク(展望岩)
岩峰に登り上がった
後で別の場所から見ると、この岩峰は恐ろしいところだとわかります
しばらく景色を眺め一休み
絶壁を急降下
ほぼ垂直に降りていきます
一部オーバーハングぎみのところがあり、難儀する
ギボウシが着生している
花が咲かないと種名は判然としない
針の耳を通り抜ける
写真でみるより、実際は急斜面なのです
再び、岩稜に登り上がります
津波戸山弘法大師八十八ヶ所霊場巡拝道に従い登っている
あれが先程登った岩峰
正面の絶壁を鎖を頼りに降りました
それにしても凄まじいルート
岩の上り下りは体力を消耗させる
次は、あの尖った岩を目指す
厳しい岩登り
絶景を見ながら、黙々と登る
さすがにあの岩には登れないので、ここから急降下
絶壁を降りていきます
絶壁にはイワギリソウ
環境省絶滅危惧Ⅱ類
谷底へ降りて、谷ルートと合流
源頭のコルへ登り上がり左へ向かうと、偽ピーク(展望岩)
最初に登った強烈な岩峰に人がいるのが見える
拡大します
よくあんなところにルートを設けたものだ
昔、修験者は鎖など用いずにこのルート登ったのか?
少し進むと山頂
壮絶な岩場をクリアした末に到達する山頂は、非常に平凡なところ
展望はありません
さらに進むと、展望岩がありますが、ここからの展望は岩山らしくない
下山は、しばらく谷ルートを歩く
イワタバコが多い
ジンジソウが咲いていた
オオチャルメルソウかな?
夫婦岩の細い隙間をくぐり抜けると
弘法大師
鎖を伝って、東尾根へ登り上がる
尾根から山を振り返る
凄い景色だなぁ
下山方向に光芒が現れた
花が沢山咲いている
ヤマラッキョウとブゼンノギクが岩を彩っている
ここは修験者の修行の場だったのでしょう
ため息が出る程の絶景
下山ルートの東尾根
いい山でした😌
下山後、別の山にてツメレンゲを鑑賞
まだ咲き始め
前回自然林の林床で発見しましたが、今回人工林で見つけました
クロヤツシロラン
大分県では多く見られる植物なのでしょうか?
ここでも沢山の果実が見られました
コウヤボウキも沢山
ミヤマウズラ
海岸では季節外れの花が咲いてました
ハマカンゾウ
ナンバンギセル
ハマナデシコ
サイヨウシャジン
アゼトウナはこの季節の花
充実した一日でした(^O^)/