花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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佐賀関半島の昔道を歩く

2022-02-27 | 登山

昨年佐賀関の遠見山に登った時に、八十八ヶ所地蔵路を知り、途中まで歩いている

この道はおそらく、半島に点在する集落をつなぐ昔道だったのだと思う

今回、幸ノ浦から小黒を経て大黒に至る昔道を歩いてみた

国土地理院の地形図にて経路は確認できるが、遠見山付近から小黒に至る経路は道の表示がなく、通行が可能なのか不明である

一応20m補助ロープとビレイデバイス等簡単な装備を携帯し、藪漕ぎ覚悟で挑んでみた

 

幸の浦の漁港に駐車させていただき、集落から樹林帯を登っていく

この付近はノシランの一大群生地

遠見山の稜線に登り上がると、明るい林内はヤブランの大群生地に代わる

 

ハマビワの小群落もある

地蔵が祭ってある稜線上の道を遠見山の方向へ登っていく

 

途中の分岐を右へ曲がり、前回見つけた展望の良い裸地へ

 

素敵な風景を見ながら、少し早いランチをいただいた

この付近は落葉樹が非常に多く見られるが、何の木かな?

山桜だったら、春には素敵な花見ができそうだが

 

さて、ここからまだ歩いていない道に足を踏み入れる

 

道はどんどん標高を下げていく

またまたノシランが大群落を形成している

国土地理院の地形図には道の表示はないところだが、歩きやすい道が続く

 

一旦、天文台へ続く道路に出た

ここはイチョウ並木の続く場所だ

 

直ぐに再び山道へ入り、どんどん下っていくと小黒の集落へ出た

 

津波避難の高台付近から、大黒の集落へ続く山道へ入る

 

姉妹岩を見下ろす断崖の上を昔道が通る

黒ヶ浜を訪れる人は、下に見える道路を車で通行する訳だが、断崖の上に道がある事など想像もできないだろう

 

山道をしばらく歩き、急な斜面を降下すると、大黒の集落

目の前に黒ヶ浜が広がる

 

暖かな陽ざしの浜でおやつをいただき、しばしくつろいだ

 

帰路は、海岸線の道路を歩く

 

景色は良いのだが、車道歩きは足が痛くなるので苦手だ

 

海が青い

藪漕ぎ覚悟でしたが、終始歩きやすい道でした

美しい海を見ながらのトレッキングはなかなか良いものです('ω')ノ