花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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岩尾根を歩く

2018-11-12 | 藪漕ぎ クライミング

2010年に初めて登って以来、ダイナミックな岩稜に魅了され、度々訪れている岩山

現在、非公開にしておりますが、以前一度記事を投稿しております

前回、見知らぬ誰かが開拓した新ルートを見つけたので、今回そのルートを絡めて岩稜を縦走してみました

先月下旬、この山系では遭難事故が発生し、遭難後4日目にようやく捜索隊により救助されたそうです

万全な装備を準備しているとは言え、何が起こるかわかりませんので、注意を怠らず、慎重に行動する事を心掛けました


とある神社が登山口


神社の裏手の森へ入って行きます


ここは慎重にルートを確認しながら進まないと、猛烈なシダの群落に手を焼く事になります

無事岩尾根に取りつき登っていくと、岩峰が見えてくる

あの岩峰にも登る事ができるのですが、今日はパス


楽しい岩稜登りです


ブゼンノギクが咲いてます


これはシコクママコナの若い果実かな?




なかなか素敵な岩稜でしょう?


素晴らしい展望を満喫しながら、軽快に登る






ブゼンノギクが咲き乱れている




凄まじい岩稜


主尾根に到着

こんな過酷な環境で花を咲かせるブゼンノギク




これからこの万里の長城のような岩尾根を進んで行く


荒涼とした岩稜を目前に茫然とたたずむ太ったおじさん


さぁ~ いざ出発


希少なツクシトウキが自生している

以前は珍しいランも見られたとか




沢山咲いている








そろそろピークに到着


ピークで方向を転換し、別の尾根へ舵を切る








次のピークが見えてきた


到着


先ほど通ったピークを振り返る


さて、ここから新ルート




真新しいトラロープを付けてくれた方に感謝

でも、トラロープは危険なので、せめてアンカーロープにした方が良いと思います


新ルートは苦労するところはなく、非常に歩きやすい

ゴールの神社へ到着し縦走完了


首無し地蔵にお参りする


センブリや


アキノキリソウを見ながらスタート地点に戻りました


センブリは沢山生えていましたが、花が残っていたのは2株だけ

もう花の季節も終了し、今回は花との出逢いが少なかった

ですが、素晴らしい岩稜を縦走できて満足です(*^▽^*)