花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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早朝の渓谷 珍しい植物を観察

2018-11-10 | 花散策
秋も深まり、あまり野草の花も多く見られなくなりましたが、遠くの渓谷ではまだ花が沢山咲いているようなので出かけてみました。

岩場にはムラサキセンブリが咲いていました。


草原に咲くムラサキセンブリよりさやしい色合いに見えました








草丈5cm程の矮性の株にも花が咲いていた


ナメラダイモンジソウ


まだ沢山咲いていた










普通のダイモンジソウとは葉が全然違う!






岩に着生するナメラダイモンジソウの背後には小さな滝




キイイトラッキョウ?


正直よくわかりませんが、キイイトラッキョウらしい


葉はこんなに細い


葉の断面は楕円で中空


渓流沿いの岩場に沢山生えている






平戸島のイトラッキョウとは花の咲き方が全然違い、花被片があまり開かない


それにイトラッキョウは上向きに咲くが、キイイトラッキョウは横向きか下向きに咲く


環境省絶滅危惧Ⅱ類


サツマシロギク


1993年に新種として発表されたそうだ


シロヨメナとイナカギクの中間的な性質を持っているとか


下の方の葉はこんな感じ


湿った岩に生えていた


その他、今は花は咲いてませんが、とても希少な植物も自生していて素敵な渓谷でした


終わり(=゚ω゚)ノ