花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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知られざる自生地 イトラッキョウ シマシャジン

2018-11-03 | 登山
先週イトラッキョウの様子を見に行ったが、蕾ばかりでさっぱり咲いていなかったので、今週はリベンジ

他の方のブログを見てみると、メジャーな山ではずいぶん咲いているようなので、出かけてきました

予定通り、名も無き信仰の山へ出かける予定だったのですが、ちょっと時間がとれなくて予定変更

以前、このブログで紹介したピラミッド岩のふもとの自生地へ出かける事にしました

ピラミッド岩に関しては、例によって自生地保護の為、記事はすでに非公開にしておりますので悪しからず

ピラミッド岩とはこんな感じのところです(以前のブログより)









さて、尾根にとりつき、良い雰囲気の樹林帯を登っていきます


程なく、岩場に到着


この岩場と周辺の林床がイトラッキョウの群生地

こんな断崖にもイトラッキョウが花を咲かせているのが、見えるでしょうか?


岩に登り上がります


うぅ~ん まだ蕾ばかりですが、ちょっとだけ花を咲かせています

まだ、早かったかぁ~


イトラッキョウはヤマラッキョウやタマムラサキと違い、上向きに平開して花を咲かせるので大変可愛い






岩場より樹林下の方に多く自生している




皆さんがご存じの山では岩場に生えているので、樹林下のイトラッキョウには違和感がある事でしょう


















最後にオトメラッキョウ


山頂まで行きたいところですが、日が暮れてしまうので山を降りた


次は草地を覗いてみます


ムラサキセンブリは派手にやられちゃったみたいです


人が立ち入らない場所に、大株が沢山花を咲かせていたところでは、一つも見られなくなってしまいました


それに、植生の変化で、裸地だったところにススキが侵入し、ムラサキセンリがほどんど見られなくなった場所もあります








オケラ


植物より虫のオケラの方が良く知られているでしょうね


昆虫のオケラは子供のころよく見かけていたのですが、近ごろは全く見かけません








ヒナヒゴタイ


近づいて良く見ると美しい花


この後近くで見つけた、稜線の昔道を少し歩いてみるとダンギクの自生地があった


タマムラサキが沢山花を咲かせている場所もあった




最後にシマシャジン


サルトリイバラに絡まれ、悲鳴を上げながらもがんばって撮影






ここではまだ蕾も多かった



短時間でしたが、多くの花に出逢い充実した散策でした(^^)/