花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
学術研究・調査のカテゴリーはパスワードを入力の上閲覧してください

多良山系 大樅ルート

2018-02-19 | 登山
日曜日は多良山系マイナールートの大樅コースを歩いてみました。

正直言って、このルートを歩きたいなぁ~と思う人はそれほどいないかとは思うでしょうが、雪が積もると意外や意外、なかなか良い雰囲気になるのです。

ひょっとしたらまだ雪が残っているのではないかとの期待で出かけてみました。

ミヤマトベラや


ツクシネコノメソウ等を観察しながら登って行きます。


雪が残る林床にはオオキツネノカミソリが芽吹いている。


大樅に到着


小ピークを通る。
麓から見るとここが黒木ヶ原岳の山頂に見えるかも


黒木ヶ原岳山頂(標高658m)
ただ登山道の通過点に過ぎないように思えるが、麓から見るこの山はなかなかカッコイイ。


この後、単調な急斜面を淡々と登っていきます。
残念ながら雪は全く積もっていませんでした。
中岳主稜線のやせ尾根を登って行くと、標高960m付近の小ピークにたどり着きます。
ここでランチ。


五家原岳縦走路と合流すると景色は一変し、雪景色。
大樅ルートには全く積雪がなかったのでちょっと驚く。
出会った登山者に確認すると、結構積もってたとの事なので、アイゼンを装着。


が、思った程の積雪ではなくてすぐにアイゼンを脱ぎ捨てる。
金泉寺方面へ縦走路を進み展望の良い場所へ。
歩いてきた中岳方面の景色を振り返ると、右手にランチをとった960mピークが見える。


さらに展望の良い場所でゆっくりと休憩しました。


経ヶ岳方面。






今日は疲れたので山頂へ向かわずに下山しました。




小さな滝が凍り付いています。


花粉を満々と抱えた杉の木が怖い。


この角度から見る経ヶ岳は素晴らしいですね!


アケボノシュスランの果実


サツマイナモリ
今年は花が少ない。


セリバオウレンもまだまだこれからという感じでした。



雪のない大樅ルートは、単調で辛い急登に耐える試練の道でした(≧◇≦)