背振山へオニコナスビを見に行った帰りに、土手の草地を覗いてみると
キバナノヒメユリが2株、爽やかな黄色い花を咲かせていました
直ぐに盗掘されてしまうキバナノヒメユリなので、自生地の様子がわかるような写真を掲載できませんが
本当にちょっとした土手なのです
キバナノヒメユリは、以前の環境省レッドデータでは、絶滅危惧ⅠA類に分類されていました
しかし、最新のレッドリストには掲載されていない
キバナスゲユリという名で掲載されてました
種としては、ノヒメユリの変種とされているものの、レッドリストの分類上はノヒメユリと同種とみなすという事でしょう
赤いチューリップも黄色いチューリップもチューリップはチューリップという事
参考までに、環境省の資料より
ノヒメユリは、山地の草原に生える多年草。コオニユリ(L. leichtlinii)に似るが、匐枝がなく、葉が線形、茎の高さは60-100cm。花被片は赤橙色で斑点がはっきりせず、長さ3-4cm、花柱は子房より長くならない。茎の先に2-9個の花をつけ、8月に開花。四国、九州、琉球に分布する。
レッドリストの選定理由は、園芸採取による減少との事で、情けない
来年もまた、美しい花が見れますように!
赤いノヒメユリは沢山咲いていました
キバナノヒメユリに比べて、個体数は多いのですが、環境省のレッドリストではⅠB類
ⅠA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
長崎では、お盆にお墓に供える花なので、摘み取られる事がある
でも、温暖化が進む現在では、お盆の頃にはすっかり花は終わっているんじゃないかな?
カワラナデシコが、風で揺らめき、なかなか上手く撮れない
先般、カブトガニの産卵を投稿しましたが、今度はアゲハチョウ
恋の季節なのでしょうか?
多くの野草が早い開花を見せていますが、ノヒメユリは例年通りのようです
(=゚ω゚)ノ