ついに4株のみになってしまったホンゴウソウの自生地
人的被害による、自生環境の変化により、年々自生数を減らしてきましたが、風前の灯
来年は見る事が出来なくなるのでしょうか?
今年は菌従属栄養植物自体が不作のような気がしますので、ホンゴウソウもたまたま少ないのかもしれませんね
この近くに自生する、ハルザキヤツシロランも今年は姿を見せませんでした
また、ウスギムヨウランだって、すごく少なかった
なので、来年気候が穏やかであれば、復活する可能性はある
ホンゴウソウは葉緑素を持たない菌従属栄養植物で、地中の共生菌から栄養を得ている
その共生菌は光合成植物から栄養を得ているそうだ
しかし、この自生地では、その光合成植物が刈り取られ、共生菌の栄養源が断たれてしまったのです
必然的に共生菌による栄養供給は滞る事になり、ホンゴウソウの生存は難しい事に
以前とは違う植物が徐々に繁殖してきてはいるが、果たしてそれらの光合成植物が共生菌に栄養を供給できるのか?
ヒナノシャクジョウと共生菌を共用する為、両者が見られる自生地が多いとの事ですが、私が知っている自生地ではそれぞれ単独で生育しています
また、非常に似ているウエマツソウと一緒に生えている場合もあるという話で、ここにもひょっとしてウエマツソウがあるのかもしれません
過去沢山生えている時によく確認しておけばよかった
週末は台風の接近で、大荒れのお天気になりそうですね
それではさようなら(=゚ω゚)ノ