花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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再びサバノオ

2022-06-12 | 花散策

5月末に花を付けたサバノオを見つけたが、ハイサバノオではないのか? と気になっていた

本日再び自生地を訪れ、まだ花を咲かせているのか確認してきました

 

自生地を訪れてみると、6月も中旬になろうとしているのにまだ花を咲かせている

これは本当にハイサバノオではないのか?

普通のサバノオがこんな時期に花を咲かせている訳がない

 

花はこんなに小さいよ

でも、ハイサバノオの萼片はあまり開かないはずだが、これは結構開いているね

しかし、サバノオにしては花が小さすぎる

下の画像には比較の為、私の左手親指を入れている

おそらく花径は3~4mmといったところ

よくわからないが、これはハイサバノオという事にしておこう

 

ハルトラノオが群生している

 

腐りかけたサイハイランの花

いやぁ~ 沢山自生しているね

 

タイリンは花が傷んでくるとキモイね

 

あれ! サルメンエビネじゃないの?

 

渋い花だねぇ~

あまり撮影する人いないようです

 

さて、ついでに腐生ランの様子を確認したが、出ていない(>_<)

まだ早かった?

 

そういえば、ブログによるとセイタカスズムシソウがもう咲いているみたいなので、見に行ってみよう

近くの自生地では、すっかり消え去っていた

ヒトツボクロも5株ほどあったのに、全く見られない

 

例の場所まで足を伸ばしてみたが、山路ですれ違った方は咲いてないとぼやいていた

ほとんど開花株はなかったが、目を皿のようにして探してみると、開花株を2株見つけた

 

四国、九州のものは、形質が異なる事で、別種として区別されたようだ

Liparis longiracemosa Tsutsumi, T.Yukawa et M.Kato

学名をみると、セイタカスズムシソウの亜種、変種、品種という位置づけではなく、別種という事だね

Ylistにも登録されていた

 

場所によりずいぶん開花状況が違っている

 

クモキリソウもまだまだ開花してないね

 

この花に出逢うと、やっぱり撮ってしまう

 

ミドリヨウラクはなかなか花が開かないよ

佐伯の方で、シタキソウやクロバナイヨカズラの花が咲いているようなので、行きたいのですが、明日からお天気が崩れるようですね

残念ですが、仕方ない

それではさようなら('ω')ノ