6月16日 木曜日 くもり後晴れ
今週は雨が続く予報だったのですが、梅雨前線が南下し天気が一時的に回復するようなので、シタキソウを観察に出かけました
昨年、小さな沢にヒュウガトウキが自生しているのを見つけたので、そろそろ花が咲いているのではないかと思い、訪れてみました
沢岸の岩場ではキハギが花を咲かせ始めていました
お目当てのヒュウガトウキもボチボチと開花し始めていました
環境省絶滅危惧Ⅱ類の希少種です
大分県南部~宮崎県北部にのみ自生すると言われています
海岸に近い岩場には、シタキソウが自生している
大分県のレッドリストには、オキナワシタキヅルの名で準絶滅危惧種に区分されていますが、今ではシタキソウと同一とされているようです
黒髪山系のシタキソウは刈られてしまい、がっかりした人も多いのではないでしょうか?
今でも高いところで花は見られます
岩場には、最近よく見かけるサダソウも自生していました
大分県絶滅危惧Ⅱ類
岩場といえば、テリハノイバラが常連です
葉が小さくて、光沢があります
草地では、珍しいロクオンソウが見られました
環境省絶滅危惧Ⅱ類
大分県では、最高ランクの絶滅危惧ⅠA類に分類されています
草地にはフナバラソウも見られます
環境省絶滅危惧Ⅱ類
花はもう終了していました
クロバナイヨカズラが咲いているとの情報があったのですが、見つける事ができませんでした
ちょっと花が少ないので、近頃撮影したものの中からブログに掲載しなかったものを投稿します
地味過ぎる花
沢沿いの林内で見る事が多いと感じます
ウメガサソウ
傷んでいる花が多かった
高いところで花を咲かせているので、落ちてきた花を撮影
低山ではそろそろ見頃ですね
葉が白化していないので、サルナシのように見えましたが、花はマタタビでした
名前はきれいなギンレイカ
葉がコナラに似ている
長崎県では見かけなかったハナイカダですが、大分県には多く自生しています
終わり(-ω-)/