花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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鍋山 高平山

2022-02-10 | 登山

2月9日 水曜日 晴れ

お天気がよさそうなので、以前から歩いてみたいと思っていた高平山へ行ってみました

扇山に登ると、芋虫のような草原の丘が見えるので気になっていたのですが、調べてみると登山ルートがあったのです

丘と言っても標高830mあるので、立派な山ですね

 

明礬温泉のグランド付近のスペースに車を止めて登山開始

 

登山口を示すような標識や道らしきものがないので、適当に防火帯に登り上がる

上方に見える名もなきピークを目指して急登

いきなり厳しい登りで汗ばんでしまう

ピークからの展望はやや逆光ぎみでいまいちだった

 

ピークから樹林帯に突入

二次林は単調なもので、アセビばかり

時折ヒサカキやシイ類が見られるが、圧倒的なアセビの森

鹿の食害が深刻な様子がうかがえる

途中、鍋山を通過するはずだが、全く気付かなかった

802mピーク付近から、北へ進路をとるが、標識等ないので気を付けないと直進してしまう

標高があがると、少し雪が残っていた

 

狸峠を過ぎて、登り上がると樹林帯を抜け大展望

素晴らしい風景に感動!

縦走する尾根は起伏が激しく、悶絶級の激坂もある

景色を楽しみながら山頂へ進む

 

山頂到着(*^^)v

枯草が邪魔で景色が良く見えないので、先に進むと見晴らしの良い場所があったが、その先は自衛隊の演習所で立ち入り禁止

振り返ると、以前訪れた鶴見岳の赤池噴気孔から噴煙が立ち上っているのが見えた

 

風景を堪能しながら、弁当をいただくことにした

こんなに素晴らしい景色なのだから、良いカメラを持ってくるべきであったと後悔

お天気は良好だが、動いていないと寒い

気温が高ければ、昼寝でもしたいところだが、あいにく風も吹いてきたので下山する事にした

 

帰りは狸峠から明礬温泉に降りる予定だったが、下へ延びる防火帯があったので、そこから降りてみる事にした

最悪藪漕ぎを覚悟したが、ずいぶん下ったところで、登山道に合流できた

 

最後は樹林帯内で不明瞭なルートをたどり、明礬温泉に下山

道路を歩いて駐車地へ戻った

野焼きの時期が近いのか、今回防火帯が刈り取られていて、非常に歩きやすかったが、草が茂る季節は厳しいかもしれない

暖かくなったら、草が茂る前に再訪して、大展望の草原でゆっくりと昼寝をしたい