花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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多良岳でランを愛でる

2018-08-08 | 登山
長崎では、まだまだ猛暑が続いていますが、昨日多良の気になる植物の観察に出かけました。

先般、黒髪山系を歩きましたが、ブヨの猛攻に閉口しましたので、今日は完全防御

長袖、長ズボンは当然ですが、虫よけスプレーに防虫ネット、暑い中手袋まで着用して挑みました

案の定、歩いている間中、ブヨやアブがまとわりついてきましたが、気にしない

暑苦しいのは我慢して、植物観察に集中できました

先ずは、ランから

ひょっとしたら、もうミヤマウズラが開花しているかと思ったのですが、まだでした


ベニシュスランはどうかなぁ~


うぅ~ん まだ蕾かぁ


おやっ! 一株だけ開花してる






可愛いなぁ~


多良のベニシュスランは盗掘被害でずいぶん数を減らしました


ジンバイソウはまだ早いね






クモキリソウの果実


ヒトツボクロの葉がもう無くなってる!
果実だけが、残ってました


昨年、レッドデータ調査員の方に場所を教えてあげたアオフタバランの自生地では、すっかり姿が消えてしまっていた
人に盗られたとは限らないのですが、「人に話すとなくなると思え」というある方の格言は的を射ている事が多い

皆さんご存じの自生地では、数は少なくなりましたが、まだ健在でした










ランに続いて、今咲いている花

クサアジサイが咲き始めていた


暗いので、撮影に四苦八苦






オオキツネノカミソリはもう終盤でした






















オオバヨメナの花弁は不揃いで、見栄えがしない






ヤマシグレの実がきれい




ツクシガシワの花がまだ残ってました








ヤクシマホツヅジの花もほぼ終わってました








ヤマホトトギス


ナガバノコウヤボウキ




座禅岩付近に到着


この一帯はリョウブの楽園






多良岳の花を満喫しました