ちょっと早すぎると思ったのですが、一昨年から花期を逃しているランランちゃんの様子を下見に行ってきました
が、ショッキングな光景を目の当たりにして頭が真っ白です
木に着生していたそのランランちゃんは、枯れてしなびていたのです
そしてもう一つは、葉が虫食い状態になっていて、花茎も出ていない
もうやっていられない(≧◇≦)
なんでこんな事になってしまうのか?
失意の中、山を下りていくと、ルリミノキの花が咲いていた
大分県準絶滅危惧種
これも昨年花期を逃してしまったミヤマトベラ
今年もだめかな
大分県絶滅危惧Ⅱ類
クロヤツシロランの自生地には、トサノクロムヨウランも自生している
クロヤツシロランの果実殻はとっくになくなっているのに、トサノクロムヨウランは昨年のものがまだ残っている
クロヤツシロランの共生菌はホウライタケ科やクヌギタケ科の腐生菌、一方トサノクロムヨウランはベニタケ科の外生菌根菌と異なっているが、お互いすぐそばに生えている
この生育地には、菌従属栄養植物を育むのに十分で、多様な菌類が生息しているのだろう
ちょっと離れたところには、ムヨウラン類の花後
まだ花が落ちたばかりだと思われる
ムヨウランだったらうれしいのですが、恐らくウスギムヨウランだろうね
なんせムヨウランは大分ではENなんで、見るのは難しい
キンランの果実ができようとしている
キンランは部分的菌従属栄養植物で、炭素の20~60%を菌に依存しており、適合する菌なしでは長く生きられない
先般紹介した、サイハイランは、独立栄養でも生育できるし、ほぼ100%菌従属栄養でも生育できる特殊なもの
オオバノトンボソウは、もうすぐ開花しそう
コクランの花茎も立っていた
海に近い山へトキワカモメヅルの様子を見に行きました
しかし、今年も地を這いまわるだけで、つるの成長が思わしくない
つるの先を貧弱な木に巻き付けて、その場を後にした
サンゴジュやハマニンドウの花が咲いていた
山をうろうろしていると、オオクサボタンを見つけた
今年は、ここに花を見に行こう
大分県絶滅危惧Ⅱ類
こんなん撮るんや~ とか言われそうですね
アオツヅラフジ
別の山でコクランの様子をうかがうと
アオバナコクラン(俗称)見つけたぞ\(^o^)/
普通のコクランも生えている
暗い森の奥でもテイカカズラが花を咲かせている
キノコも勉強しないとな('◇')ゞ
楽しみにしていたランランちゃんは、結局一度も花を見ることなく枯れてしまった((+_+))