花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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星生山

2020-05-21 | 登山

5月20日 封鎖が解除された、くじゅうの星生山に登ってきました

 

その前に、5月14日の記事中のテンナンショウ

キリシマテンナンショウとしましたが、大分県には分布しないのではないか?

という事で、調べましたらネットにそのような記述がある事はある

しかし、これがキリシマテンナンショウではないとしたら何なのでしょう?

私が知っている中では、ヒロハテンナンショウに似ている

 

しかし、ヒロハテンナンショウは

①小葉の柄がない → しかし、このテンナンショウには明確な柄がある

②葉が全縁である → しかし、このテンナンショウには明確な鋸歯がある

 

花の色が薄茶だったり、緑じゃないか?

とおっしゃいますが、確かに長崎県のキリシマテンナンショウの花は黒っぽい色ですが、本場宮崎では緑の花も多く見られるとの事

それに、葉に斑が入ってるじゃないですか

やっぱりこれはキリシマテンナンショウでしょう

 

私が記事を捏造しているなどど思われるかもしれませんが、これを撮影したのは大分県の由布市で間違いありません

ちなみに私は分布外の植物をいくつか発見しています

佐賀県のツユクサシュスラン、長崎県のハルザキヤツシロラン、佐世保市のシャクジョウソウ、ホソバノヤマハハコ、ホンゴウソウなどなど

その中には、知り合いに開示しているものもありますので、私が嘘をいっていない事はわかっていただけると思います

 

キリシマテンナンショウは、長崎県、佐賀県、熊本県で絶滅危惧種に指定されている中、大分県のレッドデータには記載されていません

とすると、やっぱり大分県は分布外とされているのかもしれません

 

このテンナンショウ、ひょっとするとキリシマテンナンショウではなく、私が知らない別のテンナンショウなのでしょうか?

 

という事で、良いお天気の中、星生山へ

 

絶好の登山日和ですが、人は少なめ

 

星生山へ取り付いた

 

可愛いイワカガミが咲いている

 

山頂だ\(^o^)/

結構疲れた

 

三俣山と硫黄山

 

硫黄山からは、やっぱり噴煙がモクモク

 

雲が多めで、絶景とはいかない

 

星生崎へ向かいます

 

振り返って、星生山を眺める

 

くじゅうは何度来ても気分が良いところだ

 

星生崎手前のゴジラの背中を通る

 

岩が多くて歩きにくい

 

星生崎到着

 

下を覗き込むと怖い

 

ネットには星生崎にヒカゲツツジの花が咲いているとあったが、見当たらなかった

まだ咲いてないのかな?

 

さて、下山しましょう

 

下山時は、2人の登山者と遭遇しただけでした

 

その後、長者原に花を見に行きました

 

星生山や長者原で見た植物

 

ハルリンドウ

 

キスミレとムシカリ

 

ニガイチゴ

ミヤマニガイチゴかと思ったのですが、ニガイチゴですね

ミヤマニガイチゴの分布は近畿以北の本州となっています

が、一部九州にも自生しているようです

 

マイヅルソウ

 

ミヤマキリシマ

少しだけ開花してました

大分県準絶滅危惧種

 

可愛いイワカガミ

 

大分県準絶滅危惧種

 

クサボケ

大分県準絶滅危惧種

 

チゴユリ

 

ミヤマガマズミ

 

リュウキンカ

大分県絶滅危惧ⅠB類

右はコケモモの蕾

久しぶりにくじゅうの景色を堪能しました(^O^)/