花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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(廃墟)片島魚雷発射試験場 ミヤマウズラやミズオオバコ等花も見てきた

2019-08-31 | 廃墟

今週は大雨被害で大変であったが、土曜日は雨もひと段落

ちょっと虚空蔵山にでも登ってみようと思ったのですが、登山口に向かう途中で雨が降ってきた

予定を変更して、川棚町にある片島魚雷発射試験場を見学する事にした

 

ここは元々島であったところですが、太平洋戦争中に埋め立てられ、陸続きになったところだそうだ

1918年、島であった当時、海軍により魚雷発射試験場が建設されました

 

廃墟への入り口にはサフランモドキが咲いていた

 

 この施設の役割は、魚雷を実際に発射して、性能試験を行う事である

 

この施設で極秘裏に試験を行い、合格したものは、佐世保鎮守府に納品されたという事である

 

ここは大村湾内にある為、波が穏やかで、また魚雷発射の障害物となる船舶の停泊もない場所である事で選ばれたそうだ

 

空気圧縮喞筒所

魚雷内の空気室に空気や酸素を圧縮して装気する作業を行っていた

 

内部は不気味な雰囲気だ

天井が崩落した建屋内には樹木が生えている

 

映画やアーティストのプロモーションビデオの撮影にも使われている場所だそうだ

 

海岸を散策してみよう

 

ハマナタマメの花

 

登山予定だった虚空蔵山が見える

九州のマッターホルンと呼ばれている

 

ヒメオトギリかな?

 

 

メリケンムグラ

 

ハマボウの花がまだ残っていた

 

どんよりとした空模様

 

駐車場に戻ると、私のバイクでニャンコが気持ちよさそうにまどろんでいた('◇')ゞ

 

目を覚まして、お帰りニャーと言っているようだった

 

にゃんこが沢山たむろしている

 

帰りに、先日蕾だったミヤマウズラを街中の山に見に行った

 

見事に開花していてご機嫌となる

 

可愛い花をクローズアップ

 

そういえば、ガクナンの自生地を教えてもらったのですが、遠いんですよね~

 

花を見たいのはやまやまなのですが、どうしようか思案中なのです

 

暇なのでヌスビトハギの花等撮ってみた

 

おいおい、そんな花撮るなよ~ という罵声を浴びそうですが、カラムシの花

人生で2度目の撮影です

 

ポツリポツリと雨が落ちてきた

 

 

さて、今日はミソナオシの自生地にも行ってみました

 

花はこんな感じ

 

もう少し待てば、花が開くかというと、そうでない場合が多い

 

花が開かないまま、萎れてしまう場合が多いようなのです

 

葉を味噌に入れると、味噌の味がなおるという事で、味噌直し

 

最後はミズオオバコ

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

なんだかジャンボタニシに食べられているようで、いつもの場所には見られなかった

 

湧水地では、ミゾソバの大繁殖で駆逐されてしまいそうです

 

なかなか見られなくなってきた植物なのです

自宅に向かってバイクを走らせていると、またも雨に降られて濡れてしまった(>_<)