南方の海に出かけましたら、シオミイカリソウが咲いてました
ヒメイカリソウとシオミイカリソウの区別に関してはよくわからないところではありますが、調べたところシオミイカリソウはヒメイカリソウの海岸型亜種との事
愛媛県レッドデータブックによる説明では
シオミイカリソウの分布は、高知県、愛媛県、大分県南部、宮崎県北部となっている
葉は厚く常緑
注目すべき点は、ヒメイカリソウの葉が2回3出複葉なのに対し、シオミイカリソウは1回2出(まれに3出)である事
ここは大分県南部の自生地ですが、ここのものがヒメイカリソウなのかシオミイカリソウなのかを確認してみる事にしました
この葉をみると、葉の質は特に厚みがあるように見えず、1回3出
ややヒメイカリソウ寄りのシオミイカリソウかな?
少し離れた場所のものは、葉は厚く少し光沢がある
葉は1回2出
シオミイカリソウですね
葉が常緑である事を確認するのが確実かと思いますが、ここのものはシオミイカリソウでしょう
まぁ~いつものごとく素人同定ですので、当てになりませんが
花に少し紅がある個体も見られた
タイミンタチバナとスイカズラ
ハチジョウキブシ
大分県絶滅危惧Ⅱ類
オオバライチゴ
クサイチゴに似ているが、花は横向きに咲き、赤い腺毛がある
ハチジョウイチゴ
花は下向きに咲き、棘がない
岩壁にはツメレンゲとマルバマンネングサが着生している
帰りに見かけた小さな沢を登ってみました
かなりの急登でした
すると、名もなき滝を発見!
落差は目測で7~8mというところですかね
水量は少ないが、風流な滝でした
ここを遡上するには三点支持を心がけながら崖を登る必要があります
環境省絶滅危惧Ⅱ類の希少な植物が自生してました
終わり(^O^)/