to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

バッテリー

2007-03-29 00:45:19 | the cinema (ハ行)
製作 2006年
監督 滝田洋二郎
原作 あさのあつこ
脚本 森下直
音楽 吉俣良
出演 林遣都/山田健太/鎗田晟裕/蓮佛美沙子/萩原聖人/天海祐希/岸谷五朗/菅原文太

自分のピッチャーとしての才能に絶対の自信を持っている原田巧(林遣都)は、中学入学を控えた春休みに一家で岡山県境の地方都市に引越す。引越し早々、巧はキャッチャーの永倉豪(山田健太)と出会い、バッテリーを組むことになる。
少年野球で名を馳せた巧には病弱な弟がいて、母親はその弟の事を不憫に思う余り、巧が野球に熱を入れるのを批判する。転勤族である父親は家庭では弱い存在。
唯一、その昔甲子園に出場経験のある祖父が、巧少年の野球への情熱の理解者だった。

言いたいこと言って、やりたい事やっていくのも楽じゃない。
言いたい事も言えず我慢して、要領よくやっていくのも限界はあるだろう。
純粋に野球しか見ていなかった巧は、部活の先輩の心の痛みを知り、バッテリーの信頼関係の大切さにも目覚めていく。

突き抜けた者がもつ傲慢さ、強さ、孤独。それが自然に身に付いているような林遣都くん
純粋で大らかで、子供ながら包容力のある永倉豪役の山田健太君
いいコンビです

野球に全てを賭けた巧少年の一番の理解者で、一番のファンはずっと身近にいましたね
いつも家庭で小さくなっていた父親が、なんだかんだ言われても、少しずつ少しずつ
野球に、巧に近づき、母親の心に気付きを与えるのも好かった

直球でビシビシ決めてくる、爽快で、心温まる素敵な映画でした

エンドロールの時に流れた曲が、この映画にとても合ってて良かった!
そしたらその主題歌の編曲にも吉俣良さんのお名前が~
『天使』以来かな?このごろドラマでもお見かけしないし。。やっぱりなんだか心に沁みてくる感じで大好きです


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする