原題 THE MAN WHO CRIED
製作年度 2000年
上映時間 97分
監督 サリー・ポッター
音楽 オスヴァルト・ゴリジョフ
音楽プロデューサー サリー・ポッター
出演 クリスティナ・リッチ/ジョニー・デップ/ケイト・ブランシェット/ジョン・タートゥーロ/ハリー・ディーン・スタントン/オレグ・ヤンコフスキー
1927年、ロシア。貧しい村に住むユダヤの少女フィゲレ(クリスティナ・リッチ)は母を亡くし父と祖母と暮らしていたが、父はゆくゆくは娘を呼び寄せると胸に誓いひとり渡米を決意する。しかし、やがて戦火の荒波の中フィゲレはひとりイギリスへと流れ着き、スージーと名付けられキリスト教の家庭に預けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。10年後、成長したスージーは父を探す旅に出る・・・・・・。
ロシアでの幼少期に迫害に遭い、祖母が持たせてくれた金貨と父の写真を胸に
頼りの年長の少年等ともはぐれ、"アメリカ"であって欲しかったそこはロンドンだった・・・
この幼いフィゲレの瞳が哀しい。
それからスージーとして育ち、心を閉ざしたままのロンドン生活に別れを告げるのは10年後。
再びコインと写真を胸に旅立った、第2次大戦直前のパリが主な舞台となる。
少しネタバレ★してます↓
コーラスガールとしてアメリカ行きの旅費を貯めたいロシア出身のスージーが
そこで出会う、故郷を追われた3人の若者。
ダンサーを夢見るロシア人のローラ(ケイト・ブランシェット)。
オペラ歌手として成功しているが、イタリアの貧しい生活から這い上がってきたダンテ(ジョン・タートゥーロ)。
そしてジプシーとして流れてきたチェザー(ジョニー・デップ)。
野心家のローラは美貌を武器に、オペラの舞台に君臨するダンテに近づき、やがて華やかな生活を手にするが、
ドライにみえるローラもいつも孤独の影を引き摺っている・・・
父を思い出させる歌声のダンテに一時は気を惹かれるスージー。
そんな彼女に優しい視線を投げかけてきたチェザーと、初めて心を許しあえたスージーなのに、
ドイツ軍のパリ侵攻によって、スージーに身の危険がせまり・・・
幸せの最中にも寡黙な二人。
言葉はなくても、なぜかロシア時代にもロンドンでもジプシーに強く惹かれていた
魂が求めていたような二人だったのに、ここでドイツ軍に殺されてはいけない。
白馬のジョニーは言った「生きていれば、君を待ってる」
ダンテへの見切りをつけたローラはスージーとの友情を取り
スージーは父への想いを胸に、
ダンテは神に祈り、
チェザーは家族の為に生きる―
混乱のパリで愛と裏切りが交錯し、また生きる為の次の戦いに向かう若者たち・・・
暗い画面を流れるビゼーの「真珠採り」、プッチーニやヴェルディのアリア、懐かしいシャンソン。
音楽もまた孤独のうちに惹き合い、すれ違う4人のように哀しい。。。
主演はクリスティナ・リッチなのだけれども、個性派揃いで皆いい。
ジョニーは何をやっても嵌るけど、今回は白馬のジプシー!器用なところを見せています
ケイトは先日の「リプリー」の翌年の出演作ということだけど、役柄の所為か、とてもこちらの方が大人っぽく、色っぽい
煌びやかさと対極に生きるひとたち、その人生。
暗い映像が苦手な人は駄目かも知れないですが、私は好きな雰囲気でした。
製作年度 2000年
上映時間 97分
監督 サリー・ポッター
音楽 オスヴァルト・ゴリジョフ
音楽プロデューサー サリー・ポッター
出演 クリスティナ・リッチ/ジョニー・デップ/ケイト・ブランシェット/ジョン・タートゥーロ/ハリー・ディーン・スタントン/オレグ・ヤンコフスキー
1927年、ロシア。貧しい村に住むユダヤの少女フィゲレ(クリスティナ・リッチ)は母を亡くし父と祖母と暮らしていたが、父はゆくゆくは娘を呼び寄せると胸に誓いひとり渡米を決意する。しかし、やがて戦火の荒波の中フィゲレはひとりイギリスへと流れ着き、スージーと名付けられキリスト教の家庭に預けられる。言葉が通じず孤立するスージーはある日、ジプシーの一団を目にしたとき、その口から美しい歌声を発した。10年後、成長したスージーは父を探す旅に出る・・・・・・。
ロシアでの幼少期に迫害に遭い、祖母が持たせてくれた金貨と父の写真を胸に
頼りの年長の少年等ともはぐれ、"アメリカ"であって欲しかったそこはロンドンだった・・・
この幼いフィゲレの瞳が哀しい。
それからスージーとして育ち、心を閉ざしたままのロンドン生活に別れを告げるのは10年後。
再びコインと写真を胸に旅立った、第2次大戦直前のパリが主な舞台となる。
少しネタバレ★してます↓
コーラスガールとしてアメリカ行きの旅費を貯めたいロシア出身のスージーが
そこで出会う、故郷を追われた3人の若者。
ダンサーを夢見るロシア人のローラ(ケイト・ブランシェット)。
オペラ歌手として成功しているが、イタリアの貧しい生活から這い上がってきたダンテ(ジョン・タートゥーロ)。
そしてジプシーとして流れてきたチェザー(ジョニー・デップ)。
野心家のローラは美貌を武器に、オペラの舞台に君臨するダンテに近づき、やがて華やかな生活を手にするが、
ドライにみえるローラもいつも孤独の影を引き摺っている・・・
父を思い出させる歌声のダンテに一時は気を惹かれるスージー。
そんな彼女に優しい視線を投げかけてきたチェザーと、初めて心を許しあえたスージーなのに、
ドイツ軍のパリ侵攻によって、スージーに身の危険がせまり・・・
幸せの最中にも寡黙な二人。
言葉はなくても、なぜかロシア時代にもロンドンでもジプシーに強く惹かれていた
魂が求めていたような二人だったのに、ここでドイツ軍に殺されてはいけない。
白馬のジョニーは言った「生きていれば、君を待ってる」
ダンテへの見切りをつけたローラはスージーとの友情を取り
スージーは父への想いを胸に、
ダンテは神に祈り、
チェザーは家族の為に生きる―
混乱のパリで愛と裏切りが交錯し、また生きる為の次の戦いに向かう若者たち・・・
暗い画面を流れるビゼーの「真珠採り」、プッチーニやヴェルディのアリア、懐かしいシャンソン。
音楽もまた孤独のうちに惹き合い、すれ違う4人のように哀しい。。。
主演はクリスティナ・リッチなのだけれども、個性派揃いで皆いい。
ジョニーは何をやっても嵌るけど、今回は白馬のジプシー!器用なところを見せています
ケイトは先日の「リプリー」の翌年の出演作ということだけど、役柄の所為か、とてもこちらの方が大人っぽく、色っぽい
煌びやかさと対極に生きるひとたち、その人生。
暗い映像が苦手な人は駄目かも知れないですが、私は好きな雰囲気でした。
上の絵はすごく素敵ですねぇ~!クリスティナ・リッチが泣いてるぅ~ウルル。
デップはなにやらせてもかっこいいですね!
ケイトも妖艶で雰囲気出てたし♪
いかにして上りあがるか!とても参考になる映画だったと思います。
TB&コメントありがとうございました。
この映画では、、、私は物語よりも何よりもジョニーの素敵さを堪能しちゃいます(笑)
ジョニーはこういう脇役を演じても天下一品なのよねぇ~
あんな素敵な殿方を残して父親探しするなんて信じ難いわ~ん
ケイトは存在感ありましたね~
クリスティーナよりも彼女の演じたローラの人生に思いを馳せちゃいました~
ジョニー・デップは目茶苦茶寡黙な男でしたね(笑)
しかもジョニー以上に出番の多いクリスティーナも負けずにセリフが少なく
本当に目の演技でしたね~♪
ローラとダンテとは対照的な描かれ方で、面白かったです♪
この頃から、ハリウッドって憧れだったのね!
アメリカがとっても明るく描かれてましたよね
それにしてはえらい遅いですが(笑)
由香さんの掲載画像がどれも素敵で!
でも観てみたら、ケイトにぐっと惹かれちゃいました!
本当にクリスティーナが子供っぽいのもあって、親友というより
姉のようでした(笑)
でも、べらべら喋りながらも、いつも本当は真実を視ていて、
気弱さが感じられて、、上手かったです~
映画鑑賞にはまった初期の頃なのでもうジョニーにしか目が
いっていないところがあってお粗末なレビューなんですけど
こちらからもTB送らせていただきますね。
私この作品で初めてケイトを観て、その存在感、演技力に
とても惹かれその後彼女の作品をたくさん観ました。
今でも大好きな女優さんです。
>もうジョニーにしか目がいっていないところがあって
ええ!解ります♪
私も大抵のジョニー目当ての作品はそうでしたから
でも、結構ダークな作品も多いので、観ても記事にしてなかったり、
手にすることが出来なかったり
でも、これは素敵でしたね♪
思ったよりは出演シーンがあり、嬉しかったです!
このところ、ケイトの出演作、結構観てるんですよ。なぜか!
それだけ私好みの作品に出てたって事なんですね
チェーザーは、多くのジョニー出演作の中でも
エロっいえ失礼~色っぽさでも群を抜いてると思います。
クリスティーナとのラブシーンは、お互いにとってもやりにくかったそうですよ~(小さい頃から知ってるので・・・)
ジョニーにしろ、ケイトにしろ、タトゥーロにしろ、脇が光ってる作品ですよね。
雰囲気が好きです・・・
今頃だけど、見つけて良かった
ジョニーとクリスティーナ、やはりプロといえど
普段から仲良しだとラブシーンはやりにくいですよね?
コメディーならいいけど(笑)
最近ではキャメとアシュトンにも感じたんだけど、こちらはシリアスじゃないからね♪
ずっと物悲しいけど、好きな雰囲気でした・・・