編むのを再開したマフラー。
編みながら半年前と比べて、両手の指の変形と疼痛が酷くなった、実感しました。
編み物は洋裁よりも指先を使いますから、より感じるのだと思います。
もともとあったヘバーデン結節が、ホルモン療法の薬の副作用と加齢の影響もあって、年々酷くなっているようです。
でも、仕方ありません。欲張ってはいけないのです。
7年前に癌が見つかった時、リンパ節転移はなかったものの、腫瘍は胸筋にまで浸潤していました。なのでステージ3bと診断されました。
再発、転移の可能性があって、どこか死を意識して日々を送って来ました。幸い今こうして生きています。大変ラッキーでした。
仕事に忙殺されて、自分の病気についてあまり深刻にならずにいられたのは幸いでした。“なるようにしかならないわ”と、ケ・セラ・セラを信条に生きていたのが良かったみたいです
夫は47歳の若さで逝ってしまいました。もうすぐ30年…一緒にいた歳月よりも一人の方が長くなってしまいました。私は夫の分まで生きなければなりません。空にいる夫が安心するように、いつも明るく前を向いていようと思います。