この神は世々限りなくわたしたちの神
死を越えて、わたしたちを導いて行かれる。詩篇48篇15節
昔の結婚式式文の誓いの言葉の中に「死が二人を別つその時まで」という一節がありました。
愛の誠実について問う言葉であります。しかし、この言葉は、どんなに誠実な愛も死という限界を持っていることを示してもいます。
神との出会いはそういうものではありません。今ここで神との交わりだけは、死に断絶されない。
「死を越えて」いくものだといわれているのです。
小島誠志著 「疲れたものに力を・聖句断想3」より