かつてあなたは大地の基を据え、御手をもって天を造られました。
それらが滅びることはあるでしょう。
しかし、あなたは永らえられます。詩篇102篇26、27節
古来人間は、悠久の天地の中で人間の生命といとなみのはかなさをうたいつづけてきました。
天を仰ぎ地を眺めて過ぎゆく己が存在を慨嘆しました。
しかし、その天も地も滅びるというのです。それらを創造された神の下では。
神の中にだけ永遠は存在する。それが聖書のメッセージです。
神という人格との出会いの中で人間は永遠を味わいます。永遠を呼吸します。
神を礼拝すること、祈ること、讃美することの中にこそ人間の至高の喜びがあるのです。
小島誠志著 「疲れたものに力を・聖句断想3」より