北国いなか暮らし

りんごです。北海道の自然の中で夫とのいなか暮らし。
愛犬メイは2022年10月空へ旅立ちました🌈
乳がんホルモン治療中。

支援学校にも行ってみた

2017年04月25日 | 不登校
先週は寒くて雪も降り、ダウンに冬用の帽子をかぶってのお散歩でしたが

昨日からは暖かくなってきました



クリスマスローズが咲きだしました。





日当りのいいところではエゾムラサキツツジが咲きだしています。








シバザクラも見かけるようになりました。

今年は開花が早いですね。桜も来週には咲きだすかな



次男が不登校になりたての頃。


どうしたら学校へ行けるようになるかばかりを考えて走り回りました。

その頃はまだ不登校の親の会があることは知らなかったので、

学校、児童相談所、スクールカウンセラー、民生委員、発達支援センター、

予約数か月待ちの児童精神科などなど。

そして発達障害と診断はされていなかったけれど

支援学校なら行けるかもしれないと思い相談へ行ったこともありました。



なんとか学校へ行かせることで頭がいっぱいで切羽詰まっていました。

相談に乗ってくださった先生はとても真剣に穏やかに話を聞いて下さる方でした。

そして最後にこう話して下さったのでした。



『今、休んでいることはお母さんから見たらとても遠回りのように思うかもしれません。

でもこの子にとっては今休むことが遠回りのようで、一番の近道かもしれません。』



ああ、やっぱり休むしかないのかと落胆したけれど、やけに納得もできました。

そうか、今は休むしかないんだなと。

そしてせっかくだからと学校内を案内して下さりました。

明るくてゆったりとした学校でした。

家からも出られずに心を固くしているわが子も、ここになら通えるんじゃないかと思い

帰ってさっそく誘ってみたけれどやっぱり行けなかったなあ。

まだまだ動き出せる時期じゃなかったと今ならわかります。



ゆっくり休めることができて良かったなあ。

まあ。

本人はず~~~っと悩んでいて気持ちは休んでなんかいなかったのでしょうが。

ゆっくり悩ませてあげられて良かったなあ。


動けるようになったから全てOKではないけれど、

悩んだ後に本人なりの道を選んで歩きだしたり、立ち止まったり、引き返したり。

子どもが悩んでいると、心配でなんとかしてやりたいと親なら思うけれど

それをぐっと我慢して小指で支える気持ちでゆったりと見守る感覚。

少しずつ出来るようになりました。



あちこち相談に回って、最後に藁にもすがる思いで支援学校に行ったわけですが、

あの時、あの先生に出会えて本当に良かったと思っています。


子どもが不登校になると、心無い言葉を浴びることも多いですが

良い出会いを大切にしながら過ごして行けるといいなあと思います
コメント
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