「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争(ロシアの地獄の始まり)<2022年05月22日

2023-04-02 18:03:00 | ウクライナ紛争

ウクライナ当局、南部のロシア支配地で武装抵抗拡大と報告
2022.05.22 Sun posted at 17:45 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187817.html

ウクライナを占領したロシア軍の周囲は、ウクライナ人だらけです。それは当然で、ウクライナ国内ですから・・

どうやら、武装抵抗勢力が組織され活動を開始しようです。
ウクライナ国内ですから、武器弾薬爆発物の密輸は比較的簡単にできます。特に南部は東部とは違い、ロシア軍を完全な侵略者として、地域住民は見ているでしょう。そしてウクライナ各地で起きている民間人への残虐な行為・殺人、民間施設や住宅への無差別攻撃。憎悪の念を搔き立てられたウクライナ人がロシアの侵略者に従うわけがありません。

ロシアのお先棒を担ぐ人間は、襲撃や暗殺のリスクにおびえて暮らすことになるでしょう。ナチスドイツの支配地でも、地域によっては活発なレジスタンスの抵抗がありました。

ベトナムでもありました。アメリカ軍が苦しんだのは記憶する方も、いるかもしれません。ベトナム戦争も民族独立戦争でした。共産主義と自由主義の戦いではありませんでした。

これから、ロシアの支配地では、レジスタンス活動が活発化すると予想されます。しかも、武器弾薬・爆弾は豊富に提供されます。

軍事的な侵略の成功とそこを支配できるかどうかは、別の問題です。抵抗は、様々な形で現れます。武力によるものだけではありません。サポタージュもあります。輸送の遅延を図るとか、行政を非効率化させるとか、様々な方法があります。

ロシアの同盟国のベラルーシですら、ありました。
鉄道輸送従事者のサポタージュです。
(ベラルーシにはベラルーシの自由と独立を求める人々が沢山います。ベラルーシ国民の半分以上だと思います。)
そのため、ロシア軍に供給するための物資の輸送が大幅に遅延しました。それがキーウ方面に侵攻したロシア軍を大いに苦しめました。

東部には、元々親ロシア的な軍事勢力がありウクライナと長年戦争してきましたから、東部ではロシア軍は優勢に戦線を維持しています。

南部は違います。
南部はウクライナの領土であり、住民はウクライナ人です。親ロシア的な住民が多かった地域です。そんな人々も今はウクライナ政府を自分たちの政府だと考えています。
ロシア軍にサポタージュしたり武装抵抗するのは、正義です。
「人民の海」
言葉の意味を、ロシア軍は徐々に理解するでしょう。
ロシア軍やロシアの手先は、どこで爆発物が破裂するか?
どこから、銃弾が飛んで来るか?
毎日、心配し続けなければなりません。
この地域の正義は、一つしかありません。
「ロシア人とその手先を一人でも多く殺すこと」

すでに「ロシア軍将校2名」が殺害されたとの未確認情報もあります。
ウクライナの戦術は、将校や将官を優先的にターゲットにします。雑魚を殺すのは後回しにして、幹部を殺すのを優先します。雑魚は、その後です。

☆ロシア政府が、多分忘れていること・・
ウクライナ人は、世界最強戦の戦闘民族の末裔であること・・ウクライナ人のDNAには戦闘が刷り込まれています。ウクライナ人が全滅しない限り、それを消すことは出来ません。
それは、ウクライナの志願兵を見れば分かります。普通の職業の普通の市民が、銃を取り2か月もしたらベテランの古参兵のように、普通に戦闘に参加しています。

それが、普通でないことはウクライナ以外では確かです。

もっと言うなら?
マリウポリ - Wikipediaの製鉄所の地下豪から2か月ぶりに避難できた母親と幼い兄弟二人の動画を見ました。
母親は、しみじみ公園で遊ぶ子供たちの姿を喜んでいました。夫は、マリウポリで戦う軍人だそうです。

二人の幼い兄弟の遊びは?
段ボールとガムテープでおもちゃの銃を作り
戦争ごっこをして遊んでいました。
その動作が、物凄くリアルでした。
マリウポリの兵士たちの動作を見て覚えたんでしょうね?
母親は、それを止めもしませんでした。
「戦争が長引けば、やがてこの子たちも戦士として戦場に赴く・・・」
ウクライナの母親の覚悟を見たように思います。

意味分かりましたか?
幼いころから戦闘訓練をしておけば、敵をたくさん殺せるし戦場で生き残る可能性が高まると言うことです。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ウクライナ紛争ーCNNロシア将校へのインタビュー<2022年05月25日(水)

2023-04-02 18:00:00 | ウクライナ紛争

ロシア将校、危険冒してプーチン氏の戦争から離脱 内幕明かす CNN EXCLUSIVE
2022.05.24 Tue posted at 20:39 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35187880.html

記事を読むと、ロシアの将校や兵士の一部が抱いている考えや感情が分かります。
こんな無益で無謀な戦争をして、何も感じないロシアの政治の上層部やロシア軍の上層部は、人間とは言えないと思います。
インタビューを受けた人物は将校ですので、それなりの教育を受けていると思います。

ロシア人にとって幸運なことは、除隊を求める権利が認められているようです。非人間的なロシア軍にもそんな権利が認められていることは、驚きでした。

ただ、一般兵士の多くは、ロシアの貧困地域の異民族の若者が多いようです。彼らは、自分の権利すら知らないでしょう。

無線を傍受しているNATO軍は、命令を拒否したりひどい場合には、部隊全体で命令を拒否する例を探知しています。

東部の途河作戦では、3回に及ぶ作戦が失敗し参加した部隊は全滅に近いような損害を受けたようです。
ウクライナ軍の砲兵部隊の待ち伏せ攻撃に会い、逃げる暇もなく大損害を受けました。
多分、この作戦に従事した部隊だと思います。

ロシアの将兵にとっても、ウクライナ戦線は地獄です。
ロシア人自身が、政治改革をするべき時が来ていると思います。

このままでは、本当にウクライナにいるロシア軍は壊滅すると思います。ウクライナにとっても悲劇ですし、ウクライナにいるロシア軍にとっても悲劇です。

権力者の欲望以外何の意味もない戦争は、速く終わりにしてほしいと願うばかりです。

BBC
ウクライナ侵攻に「もう関わりたくない」 
辞職したロシア外交官、BBCに語る
2022年5月24日
https://www.bbc.com/japanese/video-61548091

日本語字幕が付いています。
短いインタビューですが、ロシアの現在の組織の仕組みが簡潔に表現されています。
それを聞くなら?
旧大日本陸軍軍事内閣すら裸足で逃げ出すでしょう・・
少なくとも、日米開戦には国民の熱烈な支持がありました。それすらもない。一人の人間が国家運営を勝手に決めている様子が見えます。

ロシア人自身による政治改革を望みます。
(これは最大限、穏当な表現です・・ロシア人はミサイルを撃つべき方向を間違えていると思います) 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
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ウクライナ紛争(西側の経済制裁は効果があるのか?)<2022年05月21日(土)

2023-04-02 17:05:00 | ウクライナ紛争

効果が薄いという説もあります。
金銭的には、石油や資源の輸出はNATOと立場の異なる国に行っていますので効果が薄いのは確かです。

しかし、ロシアの国内産業は西側の技術なしでは成り立ちません。もう、既に沢山の西側企業がロシアでの事業を中止したり、撤退したりしています。

一番、効果的なのが半導体不足(と言うより在庫がなくなっています)。
これまで主に半導体をロシアに輸出してきたのが、中国・韓国・台湾です。
当然に韓国と台湾は、ロシアへの半導体の輸出を停止しています。中国は、隠れて輸出しているかもしれません。おおっぴらには、出来ないでしょう。
西側諸国の矛先が、中国に向くかもしれません。

食洗機のパーツを戦車に搭載 制裁のロシア軍、チップ不足で苦悶
2022年5月20日(金)18時43分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98723_1.php

そうでなくても、コロナの影響で世界的に半導体不足が続いています。中国だって危ない橋を渡ってロシアに輸出するより、もっといい値段で買ってくれる国への輸出を優先すると思います。

既に、ロシア国内の半導体不足は深刻化しているようで
「食器洗い機と冷蔵庫から取り外された半導体」を戦車の製造に転用しているようです。

それすら、過去形となりつつあり?

自動車メーカーや
「戦車製造を担っていた2社がチップ不足を原因とした休業に追い込まれた。ホワイトハウスはこれまでに、世界最大の戦車製造社であるウラルヴァゴンザヴォド社、および重機製造のチェリャビンスク・トラクタープラント社の2社が、ともに操業を停止しているとの状況を明かしている。」

つまり、もうハイテク兵器は製造不能になりつつあるようです。あとは、旧式の大砲の砲弾とか機関銃弾・自動小銃の弾丸くらいしか製造できないでしょう。

ハイテク兵器を使えば使うほど、消耗すればするほど旧式の兵器しか前線に供給できないことになります。
戦車など、製造ラインが停止していますから補充どころか生産すら無理です。

今どきの戦争は、火力の支援なしでは成り立ちません。

そして、兵站の乏しさは相変わらずです。
前線のロシア兵は、日ごと減りゆく砲弾の数や銃弾の数を心配しつつ戦っているでしょう。
腹ペコでしょうし?
燃料切れの戦車や軍用車両は、捨てるしかありません。

今のところ、在庫はあるようで?
盛大に砲撃しています。
あまり、数の心配などしていないんでしょうね?
しかし、在庫が切れたら来なくなると思います。

在庫切れになったら?
ばりばり、ウクライナ軍の大砲の雨が降り注ぐのは、確かです。ウクライナ軍の方は、旧式のもありますが、新型のりゅう弾砲は精密誘導方式です。
弾切れになったら?ロシア軍は全滅するしかないような気がします。

ロシア国会では、50歳以上の退役軍人を動員可能にする法案が審議されているようです。それほどに兵員が足りないと言うことです。しかし、頭数を集めても持たせるべき装備がなければ、たいした意味はありません。

あとは、他の国境方面をがら空きにして国境防衛部隊を投入するか?専門筋によると、今回ウクライナ戦線に動員されたのは、動員可能人数の75%だそうです。

西側の経済制裁は金銭の意味では、効果が出るのに時間がかかると思います。
武器製造の面では、大きな効果があります。 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
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今週の東京市場<2023・4・2(日)

2023-04-02 16:12:14 | 株式日記

NY大幅高を受けて夜間取引も+190の28230で引けました。だから月曜日は上に行くと思います。金曜日に28100の上に行けなかったのは、ショートが先物で上をガッチリ!止めたからです。しかし、利益確定売りは出ませんでした。28000の下に価格が下がらなかったからです。

おそらくロングは、ショートの買戻しを狙いに行くでしょう。仮に月曜日は、値段が上に行くとします。
問題は、(火)(水)あたりです。

NYは、既にB・バンドの+2シグマをとびぬけています。つまりショートの買戻しが、大分あったのではないかと思います。だから月曜日のNYは、バンドの内側に戻ろうとする値動きをするかもしれません。

東京市場もかなりB・バンドの上限に近いです。ショートもそれを根拠に無理上を止めたと思います。しかし、NYが大幅上昇した以上、ロングはショートの買戻しを迫るでしょう。ショートが買い切ったあたりで、利益確定売りが出ると思います。それは、そんなに遠くないと思います。

そこで「問題は、(火)(水)あたりです。」と言う話になります。

近いうちに短期的な調整が入るのは、ほぼ間違いないと思います。どこまで押すかですね。そこらへんが、押し目買いのタイミングかもしれません。ただ、今N225が中心の相場ですから、そこら辺を考えて銘柄選択をした方がいいかもしれません。買われ切ったところは避けて2番手銘柄を狙うとか・・

今、はっきり上昇トレンドに乗っていますから簡単には下まで落ちないような気がします。

はっきりと、28000をキープ出来れば、次の大台を目指す値動きになるでしょう。安値を考えると高値のおおよその目途も立つと思います。


アメリカ海軍のエイミー・バウアーンシュミットさん<2022年05月21日(土)

2023-04-02 16:05:00 | 国際情勢

記事を読んで驚きました。

【米空母初の女性艦長が振り返るキャリア、艦長就任が可能だとは知らず】
2022.05.21 Sat posted at 12:35 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35187797.html

現在の階級は、大佐。
ニミッツ級空母「エイブラハム・リンカーン」の艦長=指揮官です。

ちなみに、この空母が所属するのは、アメリカインド太平洋軍であり、就役以来アメリカの軍事作戦には必ず参加してきた、アメリカ海軍を象徴するような空母です。11隻の中の1隻ではなく、11隻の中のNo1と言えると思います。
エイブラハム・リンカーン (空母) - Wikipedia

記事によると、「水が好きだったこともあり、海洋工学に専攻を決めた」とあります。その学部を持つ大学は少なく
「海軍兵学校」に入学します。

その後、一つの法律の制定が彼女の運命を変えます。
「米連邦議会が海軍戦闘艦艇での女性の勤務を認める法案を可決したのはバウアーンシュミット氏の卒業の半年前、1993年11月のことだ。」

彼女は、海軍軍人としてのキャリアをスタートさせます。
その後
「海軍大学校に入学し、戦略学の修士号を取得」
様々な分野の仕事をしながら
「海軍原子力学校に入学し、海軍海洋システムコマンドが「米軍で最も過酷な学術プログラム」と呼ぶ課程で、海軍の原子炉の背後にある科学や工学を学んだ。」

これが、その後の彼女の進路を決定しました。

順調に勤務をこなし、多分どの分野でも極めて優秀な結果を残し、出世の階段を上っていきます。

アメリカの原子力空母は、11隻。
艦長は、11人しかいません。
その中の一人です。
アメリカ海軍の超エリートと言えるでしょう。
空母がどれほどにすごいかは?
「約5000人が乗る同艦は海上の小都市に相当する規模を持つ。」
これは、空母単体での人数であり、空母打撃群の総数は軽く万人の単位を超えます。

アメリカ海軍は、複数の方面軍に分かれます。
日本でもおなじみなのは
「アメリカインド太平洋軍 - Wikipedia」
やがては、海軍方面軍司令官の道が待っているのかもしれません。

「アメリカ統合参謀本部 - Wikipedia」
への道もあるのかもしれません。
アメリカ軍人の最高位は、統合参謀本部議長です。 


現在の国際社会に見る虚像と実像(ロシア)<2022年05月14日(土)

2023-04-02 16:00:00 | ウクライナ紛争

ロシアにその典型例を見ることが出来ます。
ウクライナ戦争で判明した事実は?
ロシア軍は、極端に弱かった事実です。
結果が証明していますから、単に弱いとしか言いようがありません。
旧ソ連時代の強力なソ連軍のイメージだけが残り、内情は「張り子のトラ」であることが分かりました。
出てくる兵器は、旧ソ連時代の遺物ばかり。

対照的なのは、アメリカ。
アメリカの戦争が正しかったとは、言いません。
しかし、アメリカの新しい兵器と戦術は、旧式の兵器と戦術を過去のものにしたのは、事実です。

ロシアの独裁者は、20年くらい現在の地位にいます。
ロシアの新兵器は、見本市では見ることが出来ます。
今のところ、それがウクライナ戦線に出てくることはありません。ショーウインドウの飾りの商品です。
作ることが可能なのと、それを大量生産するのは別の話です。

ロシア軍の戦術と統制のなさと補給の乏しさは、戦争の「イ・ロ・ハ」さえ知らない人間が、ロシア軍の上層部にはびこっていることを証明しています。
つまり?
軍事能力に欠ける、プーチンのご機嫌取りに長けた人間グループが蔓延っていることを推測されます。

つまり?
ロシア軍の現状は、第二次世界大戦の当時のままと言うことです。大砲を並べて撃ちまくり、戦車が突撃し!
兵士は、女性をレイプし暴行の限りを尽くし殺しつくす。
第二次世界大戦では、ロシアは戦勝国であり戦場での残虐行為は見逃されました。

同じことを、今ウクライナの戦場で行っています。
衆人環視の中で乱暴・残虐の限りを尽くしています。
そんなことが、今の国際社会で許されるか?
法で裁かれるでしょう。

特にウクライナ国内では、ウクライナ刑法が適用可能です。戦争犯罪の有無とは、無関係に単なる犯罪者として処罰することも法的には可能です。
何故なら?ロシアはウクライナに宣戦布告していません。

と言うことは?
ウクライナの警察は、ロシア兵士を単なる凶悪な犯罪者として裁判にかけ処罰することも可能です。

常識も良識も通用しない、ロシアの残虐な戦場での行為はほぼ、ナチスドイツと同じです。旧日本軍ですらこのような戦場での残虐行為はしませんでした。

ロシア軍は、軍隊の性質は皆無で、単なる残虐暴力集団にすぎません。ロシア国内では、それが正義かもしれません。しかし、ロシア国外ではロシア軍の行為は犯罪でありそれ以外の何物でもありません。

ロシア軍の実態は、単なる暴力集団の寄り集まりにすぎませんでした。数が多く旧式の武器を大量に持っているだけです。それを使い切れば、補充は出来ません。製造能力がないからです。

独裁者は、ロシア軍の近代化も装備の更新もロシア軍の強化もしていませんでした。あったのは、軍事的茶坊主のごますり集団です。

誰もが思ったでしょう?
ひどいとは思っていたけれど?
ここまで、ひどかったのか(弱体化していたのか)?

軍事的無能は?
これだけの大軍勢を動員しながら、方面軍司令官がごく最近までいませんでした。
と言うことは?
戦術大隊のレベルで勝手に軍事行動をしていたことになります。せいぜいいたのは、師団長のレベルの司令官でしょう。これとて(推定)せいぜい、5~10人。

軍事の素人の私が見ても?
呆れて物を言う気にもなりません。
(=バカの極み)

書くほどに馬鹿らしくなります。
独裁政治の行きつく先は、多分このような事なのだろうと思います。

ウクライナの戦場で死ぬロシア兵や哀れなり・・・ 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
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ロシアの内憂ーその3<2022年05月15日(日)

2023-04-02 15:04:00 | ウクライナ紛争

ロシアの独裁者について考えていました。
見えたことがあります。独裁者の影にスターリンを見ました。そう考えると、全部理解できます。(ヒットラーの姿も見えます)

ここ数か月疑問に思ってきたことの「解」を見つけました。
「ロシアの内憂ーその2」を書いていて気が付きました。

過去の忌まわしい亡霊が、姿を変えて現在に蘇ったのです。参考資料は、「ロシアの内憂ーその2」に書きました。

そう考えると、今のロシア兵がまるで第二次世界大戦(独ソ戦)のロシア兵とそっくりな理由も分かります。

過去の亡霊は、墓場に帰るべきです。
独裁者に贈る言葉は、これしかありません。

ロシアの内憂ーその2
https://smcb.jp/diaries/8783209

正に、これこそ「ロシアの内憂」と言うべきでしょう。
(ロシア人を非難しているのではありません。軍隊に銃を突きつけられれば一般市民は抵抗できません)

ウクライナに栄光あれ!
ウクライナが戦っているのは、人類の敵です。

もっと分かりやすく言うなら?
ロシアの独裁者=スターリン=ヒットラー
人類にとって、害悪でしかありません・・・
気の狂った独裁者を次々に生み出す土地は、地獄の業火に焼き尽くされるのが、良いのかもしれません・誰も助けはしないでしょう・・


ロシアの内憂
https://smcb.jp/diaries/8782423 

 

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ロシアの内憂ーその2<2022年05月15日(日)

2023-04-02 15:02:00 | ウクライナ紛争
ウクライナはロシア国内で妨害工作を行っているのか?

2022年5月14日 9:00 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3403975

(現在、ロシア国内では不審な火災が相次いでいます。)
4月21日、モスクワ北西約200キロに位置する都市トベリ(Tver)の航空宇宙軍中央研究所

4月下旬から5月初旬にかけても、西部ブリャンスク(Bryansk)の2か所の燃料貯蔵施設

極東ウラジオストク(Vladivostok)北部の空軍基地

サハリン(Sakhalin)の火力発電所

中部ペルミ(Perm)の軍需工場

モスクワ東方ゼルジンスク(Dzerzhinsk)の化学工場

発生場所が、ほぼロシア全域でウクライナの妨害工作とは思えません。
コサックの別派は、いることはいます。
「アムール・コサック軍 - Wikipedia」
しかし、全部は無理でしょう。ウクライナとの関連はないでしょうし。入植したのは、随分昔です。

ウクライナが関与した可能性があるのは、西部ブリャンスクのケースだけです。

そうすると?考えられるのは?
どれも軍関係や社会インフラを的確に狙っています。
各地元の地理と事情に詳しい何者かが、破壊工作を行っている可能性があります。

ロシアには、百以上の民族がいるそうです。
いずれも、旧ソ連の時代に弾圧を受けたケースが多いそうです。
今回のウクライナ軍事侵攻は、各地からロシア軍を動員しています。各地から集めて、あの程度ですから旧ソ連を知る関係者は、情けないでしょうね?

そうするとロシア国内の各地方の軍事力は、手薄になっています。チェチェンで見られたように武装独立を密かに企図しているグループは、複数ロシア国内に存在する可能性があります。

その複数のグループが、今回の不審な火災の原因であるとするなら?

ロシア国内の中央政府の軍事力と警察力による強権的弾圧政治に、綻びが生じている可能性を示唆しています。

ロシア各地で反乱の火の手が上がれば?
現在、ロシアの政権の側にいるものは、無事では済まないかもしれません。
特にイスラム系のロシア人のロシア政府に対する恨みは強いと思います。そしてイスラムの住民の多い地域は、大抵イスラム圏の国々と国境を接しています。

東日本大震災の時、起きたこと。
10万人規模の自衛隊員が災害救助と復興に当たりました。当然に、手薄になります。
その時、尖閣問題が浮上しました。

国境警備の手薄さは、外国勢力の浸透を招きます。
国内を強権で弾圧していたなら、弾圧されていた側が活動を活発化させます。

プーチンは、ロシアの「パンドラの箱」を開いてしまったのかもしれません・・・

☆ご参考
数百万人が餓死し、ついには首相が自殺……ウクライナを破壊し尽くした「スターリン」の大虐殺
https://bunshun.jp/articles/-/53444


ソ連による“人為的飢饉”を告発せよ! ホロコーストと並ぶ世紀の大虐殺を描く『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
https://www.banger.jp/movie/40963/

大粛清 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%B2%9B%E6%B8%85

人類史上最悪…犠牲者3000万人「独ソ戦」で出現した、この世の地獄
2019.08.23
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66675?imp=0

独ソ戦 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AC%E3%82%BD%E6%88%A6

今、プーチンがウクライナで行っていることのモデルです。何しろ、プーチンはスターリンを尊敬しているようですから? 

 

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ロシアの内憂(シベリアの「ゾンビ火災」)<2022年05月14日(土)

2023-04-02 15:00:00 | 自然災害・気候変動

今回は、二つの例を挙げます。

①シベリアの「ゾンビ火災」
これは、毎年発生する消えることのない火災です。
冬季は、地下の泥炭層で火がくすぶり春になると地上に現れ野火となります。つまり、森林火災です。
広範囲で発生し、発見して消火活動をするしか対応方法がありません。
毎年、同じことの繰り返しでこれまでは、軍隊が主な消火の任務にあたり、外国(主にポーランド)からの人的援助もありました。

今年は、軍隊はウクライナ戦線に送られ実質的にいません。当然、外国からの支援や援助もありません。
だから事実上、放置状態にあります。
あちこちで起きている大規模火災が、燃え放題と言うことです。地球温暖化も二酸化炭素も無視した状況が続いています。
そこで起きている火事は山火事のレベルを超えていて人間は、ひたすら逃げることしか出来ません。日本人の知っている火事と大陸国家で起きる大規模森林火災は、レベルが違います。かなり大量の降雨がないかぎり鎮静化することはありません。シベリアの場合は、地下に火種がありそれを消火することは、今のところ不可能です。それこそ、人類の英知を集め消火の方法を考えるしかありません。ロシア政府は、シベリアが燃えることに興味はないようです。まあ、ロシア全土が燃えてもそれを悲しむ人は、ロシア人以外にはほとんどいないとは思います。

ロシアが苦しむ「ゾンビ森林火災」 ウクライナ進軍で国内消防に暗雲
2022年5月11日(水)15時40分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98658.php

もっとも、これは他の国々にも言えることで世界各地で毎年恒例の大規模森林火災や、火山の噴火を考えるなら?
地球温暖化対策に温暖化ガスの排出を減らすなどは、微々たる貢献しかありません。自然界で起き続けている温暖化ガスの排出の方が、はるかに膨大だと個人的には考えています。意味は?地球温暖化対策など、やっても無駄と言うことです。第一、地球温暖化の原因すら判明していません。地球は温暖な気候と寒冷な気候を繰り返します。単にその地球の気象変化のサイクルである可能性は、否定できないと思います。
何故?地球温暖化対策を声高に主張するのか?
それで莫大な富を得るグループが存在するからです。
一見、正義の味方のような顔をしていて?
実は、巨額の金儲けの可能性があります。

②プーチン病気説です。

(ただし、英米の情報関係者のトップは否定しています。あくまで、眉唾・)
これも、長い間囁かれています。
こちらは、現実問題恐ろしい可能性を秘めています。
病気で頭の狂った、または判断能力を失った独裁者が今回のウクライナ戦争を起こした可能性があるからです。
「病気で頭の狂った、または判断能力を失った独裁者」が、利害や常識的判断で戦争を中止することはないでしょう。
と、言うことは?
ロシア軍が全滅するまで戦争は、終わらないことになります。最後は、核を使うリスクもあります。
「なぜ?ロシアは、無益で勝ち目のない戦争を止めないのか?」
理由が、ここにあるとしたら?

以下は、オープンソースの情報です。
真偽は、不明です。
<ご参考>

プーチン病気説の決定打?どう見ても怪しい動画
White House Won't Weigh In on Putin's Health as Rumors Swirl
2022年4月26日(火)17時34分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98578_1.php

【動画】プーチン「パーキンソン病説」が再浮上
Nurse Speculates Putin Has Symptoms of Parkinson's in Viral Video
2022年3月9日(水)16時22分
サマンサ・ベルリン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98256.php

「プーチンは顔も考え方も以前とは違う」
Former CIA Op: Putin Looks Like He's Crossed Over to 'Dark Side of History'
2022年3月1日(火)18時46分
ジャスティン・クレイワンズ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/03/post-98183.php

プーチンの闇に深く切り込むドキュメンタリー『市民K』
A Cautionary Tale
2020年1月4日(土)15時10分
デービッド・ブレナン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/post-92057.php

プーチンが築く「暴君の劇場」
厳しい経済状況に対する不満が高まる日に備えて、プーチン政権は着々と国民統制の手を打ち始めた
2016年2月8日(月)17時50分
オーエン・マシューズ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4485.php 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
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瞽女(ごぜ)さんを知っていますか? <2022年07月09日(土)

2023-04-02 14:10:00 | 日本の社会

私は、恥ずかしながら今日まで知りませんでした。
新潟県の人なら、知っているでしょうね。
古き良き時代の日本の(昔)話です。

戦後の時代まで、そのような人々がいたことに、そしてそれを受け入れてくれた人々が沢山いたことに感心しました。
そんなに昔のことではないのに、今では風景も人情も、すっかり変わってしまいました。

瞽女さんと共に旅をして~撮影者の記憶
2022年06月28日11時00分
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202206goze

 

☆実は、ここに皆さんに考えていただきたいことがあります。

日本は、戦後のかなり長い期間、地方に経済力がありました。

日本のルーツをたどるなら、幕藩体制。

地方分権国家でありました。

今の東京からすると信じられないかもしれませんが、東京はそれほど豊かではありませんでした。むしろ経済の中心は、地方にありました。

東京は政治の都市。大阪は経済の都市。

こんな時代は、それほど古くはありません。

その後、東京に政治と経済が一極集中し地方の衰退を招きました。

果たして?それが日本社会全体で考えるなら、正しいことなのかどうか?

今一度、考えるべき時が来ているように思います。


イギリス外交に見る世界政治の潮流<2022年05月14日(土)

2023-04-02 14:05:00 | 国際情勢

ウクライナ紛争を契機に世界の外交を考えるようになりました。と言っても、何となくニュースを見て考えるともなく考えています。

特徴のある外交を展開している国があります。
大英帝国(イギリス)です。
私は個人的にイギリスと言う呼称が好みではありません。
正確な日本語訳は?
大ブリテン及び北アイルランド連合王国です。
何故?イギリスなのか?江戸自体の末期に大英帝国の国名を誤訳したのが、そのまま現在に残っています。

多分?
「フー アー ユー?」
「アイム イングリッシュ」
つまり、最初に日本にやってきたのがイングランド人だったのでしょうね?
だから、「私はイングランド人です」と答えたのだと思います。
その時から現在に至る変化
エゲレス→イギリス
笑うしかない馬鹿げた話です。
そのような理由で私の日記では、イギリスを大英帝国と表記します。本来は「大ブリテン連合王国」と表記するべきだと思いますが、流石に現在国内の表記と違いがありすぎて分からないと思いますので、「大英帝国」で代用します。
大英帝国の略称は?「UK」
連合王国の頭文字を、二つ組み合わせたものです。

前振りが長くなりましたが、私にはこのような誤りが許せない性格があります。

まず、通貨ユーロの離脱がありました。
これは、沈みゆく通貨ユーロから逃げ出したということです。通貨ユーロは、今やドイツのためにあるようなものです。大英帝国にすれば、ばからしくて付き合えないでしょう。政治としてのユーロも同じです。ユーロ政府としては政治的権限はなく、二重行政の莫大な運営費用のみが各国に大きな負担を強いています。
ユーロ政府は、行政の無駄の壮大な実験場です。

ここで言うユーロは、軍事同盟体であるNATOとは意味も意義も全く異なります。
NATOは、ヨーロッパの安全保障に大きく貢献しています。

次は、今回のウクライナ紛争に対する対応です。
一番最初に一番過激に反応したのは、大英帝国です。
フランスやドイツとは、正反対です。
大英帝国は、ウクライナを絶対的に支援しロシア包囲網の形成に動いています。
フィンランドとスウエーデンはNATO加盟を近い将来申請する方向です。
フィンランドは、国内調整の詰めをしている段階で数日中に正式な加盟申請をすると思います。
スウエーデンも遅れてそれに続くと思います。

しかし、これにはロシアからの報復的な圧力が当然に予想されます。
大英帝国は、フィンランドとスウエーデンとの間で3か国間事実上の軍事協定を締結しました。両国がNATOの保護下に正式に入る前のロシアの脅威に対する備えです。
BBC
11:39 2022年5月12日
英国、フィンランド・スウェーデンと安全保障強化で合意
https://www.bbc.com/japanese/61418062

そして、大英帝国は東アジアでも存在感を高めつつあります。これも、ロシアと中国に対する備えです。
BBC
英日首脳が会談、防衛訓練の円滑化で大枠合意 ロシアへの懸念を背景に
2022年5月6日
https://www.bbc.com/japanese/61343235

大英帝国の外交を見ていると、世界政治の今と近い将来のリスクが見えてきます。
大英帝国の外交的行動は、世界政治のカナリアとも言えると思います。

そして、大英帝国は現在のロシアを、旧ロシア帝国と同一視していることが分かります。プーチンを、スターリンやヒットラーと同一視しています。
対応が帝国ロシアが南下政策を取ったときや、第二次世界大戦の時のナチスドイツに対する対応によく似ています。

当時と違う部分は、NATOがありそれと協力していますし過去の危機の時の対応の遅れを反省し、今回は先手で動いています。東アジアでは、日本が西側諸国と同じ側にあります。第二次世界大戦の時とは国際環境が大きく違います。

大英帝国の危機対応は?
「リスクは芽のうちに潰す」戦略です。
芽のうちに潰せなかった場合の備えもしています。
大英帝国の外交に学ぶべき点は、多々あると思います。
(内容を理解してもらえるかどうか?やや疑問もありますが?個人的な日記兼メモ帳みたいなものですので一応、記録しました) 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ウクライナ紛争ー元中国ロシア担当大使の発言<2022年05月13日(金)

2023-04-02 14:00:00 | ウクライナ紛争

「大国ロシアは過去になる」中国元大使が異例の発言
Russia Heading for Defeat in Ukraine—Former Chinese Ambassador
2022年5月12日(木)17時36分
ジョン・フェン
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98670.php

もっとも、この発言は即時削除されたそうです。
しかし、それを見た中国国外の関係者が記事にしました。
これほど、分かりやすい明確なコメントは初めて見ました。中国のロシア大使を務めた元政府高官の見解であるだけに、興味深いものがあります。

この人物の意図は、中国はロシアに深入りするな。
ロシアは衰退し、中国の助けにはならない。
このような意味の自国政府に対する警告だと思います。

ウクライナの前線には、欧米各国の供与する攻撃用の重火器が到着しつつあります。
地上の攻撃型の兵器では、ウクライナ軍が優位に立ちつつあります。簡単に言うと、大砲の射程距離と正確さです。最先端のハイテク大砲を、アメリカが九十門その他の国が十門、合計百門の榴弾砲が供与されました。
その他にも、自走式大砲が供与されています。

これまで戦場で使われていたのは、両軍とも旧ソ連製の古い大砲です。
つまり、ウクライナ軍はロシアの大砲の射程の外からロシア軍に精密誘導の砲弾を撃ち込むことが出来ます。
地上の火力では、優位を確立しました。

ロシア軍は、残虐で民間人を殺しまくっていますが?
ロシア軍の弱さは、総合的に同じです。

結果、ウクライナ軍は徐々に攻勢を強めています。
現在、訓練が進んでいるであろう新兵が戦闘に参加するか銃後の守りに就けるようになると、首都や重要都市の防衛部隊が、攻撃に参加できるようになります。

ウクライナには、つらく過酷な日々は続きますが?
それに耐え抜けば、やがて未来が見えてきます。
反対にロシアの未来は、暗くて過酷なものになるでしょう。

それこそ、中国の属国的な立場に追いやられるかもしれません。仮に、戦争が終結しても西側諸国の経済制裁は続くでしょうし、経済的に破綻すれば核があるだけの貧乏な国家に陥るのは、確かだと思います。
(今ですらGDPで韓国の次の世界十一位です。ロシア国内にまともな産業はありません。製造業の意味で衰退しています。)
ほぼ、北朝鮮と同じようになると思います。あるいは、北朝鮮の方がマシかもしれません。北朝鮮は、外国に侵略戦争をしたりはしません=周囲が強すぎて出来ません。

ロシア国内の技術労働者や頭脳労働者の多くは、ロシア国外に逃れました。未来のロシアを担うべき中核的な人材が大量に流出したことは、未来のロシアにまともな産業すらないことを意味します。

エネルギーと資源と小麦を輸出して、外貨を稼ぎ細々と生活するしか道は、ないでしょう。
ロシアの凍結された国外資産は、ウクライナ復興資金に充当される予定だそうです。国家も個人も同じでしょう。

何しろ、西側諸国の共通認識は、ロシア経済を徹底的に破壊し、二度と立ち上がれないようにすることです。
NATO対ロシアで見れば、NATOが圧倒的に優勢です。
その意味でも、ロシアに勝ち目はありません。

後に人々は思い出すでしょう・・
かつて、ソ連と言う強大な国家がロシアにあった・・・ 

 

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


日経平均を長期的な視点から考えてみる <2022年04月23日(土)

2023-04-02 12:05:00 | 株式投資 資産運用
 

長期的な視点に立つなら、年足チャートがいいと思います。

底値は、2008年の9月か10月だったと思います。
翌年の3月に再度底を打ち、そこから反発相場となります。その後、紆余曲折を経て2021年最高値を達成しました。

(端数は省き、概数で表示します)
安値が約7000円
高値が約30000円
実に10年以上かけて、高値が形成されました。
長期的な視点とは、このように長い期間です。

さて、株価は永遠に上昇を続けることは、過去にはありませんでした。また、上昇相場と言えども、どこかで下押す場面は、必ず来ます。

そこで下押しのメドを考えてみます。
7000円~30000円まで、約23000円上昇しました。この間の上昇幅は、約23000円です。

これが、計算の基礎になります。
下押しの経験則は?
3分の1押しと、半値押しを下押しと考えます。

3分の1(33・3%)=約7590円
3万円マイナス7590円=22410円
半値押しなら=11500円
3万円マイナス11500円=18500円

これが、下落相場の一つのメドになります。
何故なら?多くの参加者が意識する数字だからです。
下落し始めたら、「今回は3分の1かな?半値かな?」
と、相場を見守ります。

長期的な視点から見ると?
18500円でも、まだ下がったことにはならない訳です。

これらの数字を下抜いてきて、初めて信号が「黄色」に変化します。

仮にどこかで反転上昇に変化すると?
今度は、「半値戻し」の考えが出てきます。
相場の世界は、経験則の世界です。
誰だって、未来の株価は分かりません。
だから、過去に起こったことを参考にするのです。
これは、どれほど機械技術や知識が進歩しようと変わらないと思います。最後に判断を下すのは、人間だからです。

株価の上下に一喜一憂する必要は、全くありません。
下落が怖ければ、最初から株は買わない方がいいでしょう。持っていなければ、心配する必要はありません。

しかし、いつかはどんな長期の上昇であろうと、長期的に下落に転じるときが来るのは、当然リスクとして考えておかなければなりません。

現在の株価水準は、過去10数年を振り返ってもかなり高い水準にあります。もし、キャピタルゲインを狙って株を保有しているなら、もう利益確定しても全然おかしくありません。

株式を長期で保有するなら、値段の上下は無関係です。
会員さんにも、学生時代から株式投資を始めコツコツと持ち株を増やしていき、バブルの絶頂の時もその後のどん底でも株式を売らず、ひたすら余裕資金で株を買い続けてきた人がいます。
当然に今は、資産家です。

長期保有をするなら、買ったら絶対に売らない。
配当などでお金が貯まったら、買い増しする。
値段は、その時の値段でいい。
要は、株数を増やすことが最大の目的になります。
株数が増えれば、配当金も増えます。
この際に注意するべきは?
少数の銘柄に資金を集中しない。
必ず、幅広く分散投資する。
長期保有に向いた銘柄は、倒産しないこと、堅実な経営をして毎年黒字を計上して株主に配当すること。
これが、長期保有に向いた銘柄です。いわゆる成長株ではありません。成長株には、倒産のリスクが内在します。
長期の株式保有の目的は、インフレ対策であり配当金をもらうことです。含み益や含み損は、関係ないのです。

若いうちから、このように考えこれを続けると老年期を迎えたころ、誰だってそれなりの資産家になると思います。
株式購入で資産家になる安全で確実な方法です。
株式で財を成した人は、多分ほとんどの人がこうしていると思います。他に方法が、ないんですもん・・・
(何やら?声が聞こえてきませんか?売ったり買ったり、君ら知恵がないね?)


株式を長期保有する理由 <2022年04月30日(土)

2023-04-02 12:00:00 | 株式投資 資産運用

たった、一つしかありません。
配当を貰い続けること。
二番目の理由は、インフレ・ヘッジです。
例えば、インフレが進行しても株価はインフレに応じて上昇します。
インフレ対策なら、アメリカ株の方が日本株より優位にあると言えるでしょう。

ですから、長期保有の方は株価の上下を気にする必要は、全くありません。
それは、キャピタルゲインを得る投資方法と誤解しているからです。
個人の資産運用に含み損益は、無関係です。
ロスカットもありません。
株式を長期で保有する理由は、「配当を長期にわたりもらい続ける」これだけです。
「株式を保有する=配当を貰う権利を保有する」だからです。そこに含み損益は、無関係です。
最大の目的は、配当を貰うこと。株数を増やすことです。
株数が増えれば、配当金も増えます。

私が思うに、長期保有なのに株価の上下を気にする人がいるようです。売らないなら、株価の含み損益なんか気にしても、しょうがないでしょう?

気にするべきは、配当が多いか少ないかだけです。
どうも、株式投資と資産運用を、ごちゃまぜにしてセミナーなど開催している関係者が多いような気がします。

資産運用(=リスクへッジ&配当金受け取り)と投資(=キャピタルゲイン狙い)は、明確に目的が違います。
と、言うより正反対です。

そして、資産運用も個人と法人では違います。
法人の場合は、結果が求められます。
他人の資産を預かって運用する以上、運用成績が求められるのは、当然でしょう?
個人は、違います。自己責任です。
だから、どれだけ含み赤字が出ようと「塩漬け」が許されます。売らなければ、いいだけなんですから?

長期で株式を保有して資産運用するには、覚悟が必要です。バブルの絶頂期にも売らず、バブルのどん底でも売らない。そして余裕資金で株を買い増しする。

株数を増やし、配当金を多くすることが最大の目的です。含み損益を、気にする無意味さ?分かりましたか?
絶対売らないなら、含み損益は「絵にかいた餅」であり?
食べることも捨てることも、許されません。
(そうしたら、負けです)

株を買ったなら?「塩漬け」にして倉庫にしまい?
永久保管し、永久に(生きている限り)配当を受け取り続ける。ポイントは、分かりましたね?

☆もっと平たく言うなら?
株式を保有するのは?
旦那衆であり、奥さま方です。
もっと、おおらかに考え?
今期は、配当が多くてラッキー!
とか、今期の配当はショボイのよね?
このように考えます。
そう考えれば?株価が上がったの?下がったの?
気にしても、しょーがないでしょ?


西側のメデイアからは、見えないロシア人のメンタリテイ<2023・2・26ウクライナ紛争

2023-04-02 10:04:00 | ウクライナ紛争

何故、あんな戦争を継続しているのか?
もうすでに、人員の数なら推定20万人前後戦死か負傷。
戦車などの重戦闘用車両は、半分以上失っていると思います。しかし、戦争を止める気配は、一向にありません。

ロシア人は、何を考えているのか?
もちろん、そうでない人も沢山います。
そんな人は、刑務所の中かロシア国外に脱出しました。

以下の寄稿をする人物は、ロシア寄りでありどちらかと言うとロシア不支持では、ありません。
しかし、今回の文章から「ロシア人のメンタリテイ」が、見えてきます。

ウクライナ戦争1年、西側メディアが伝えない「それでもロシアが戦争をやめない訳」
2023年02月21日(火)17時50分
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2023/02/post-103.php

もちろんロシア国民に対するプロパガンダの徹底もあります。15年前に歴史教育の教科書を、全面的に改訂していたのには、驚きました。

簡単に言うと
「旧ソ連の最高指導者だったヨシフ・スターリン」を英雄にしてしまいました。
ロシアの民族音楽やダンスを見ると、必ずロシア軍と結びつけます。もう、10年以上やって国民に刷り込みを行ってきたのでしょう。

以下引用>
プーチンの政敵として知られる元石油王ミハイル・ホドルコフスキーは、プーチン体制下のロシアの時代精神を、愛国主義と国家主義と集団主義の混ざり合いと評している(ホドルコフスキーは10年間投獄された後、現在はロンドンで事実上の亡命生活を送っている)。
その精神の下では、ロシア人が祖国への誇りを忘れれば、ロシア国家は存在しなくなるとされる。そして、誇るべき偉大なロシアは強力な国家抜きには維持できない。また、ロシア人は集団主義的な国民であり、ロシア人の未来を明るくできるのは個人よりも国家だと考えられている。
・・・
(別の人物)
その人物いわく、プーチンはウクライナだけでなくモルドバものみ込むつもりでいて、その後はさらに東欧も支配下に置き、ヨーロッパに冷戦時代の「鉄のカーテン」を復活させようとしているというのだ。

この見解を聞いた私は、ロシア国内ではこうした動きを支持するムードが高まっているに違いないと思うようになった。もっと言えば、プーチンが権力を保ち続けるためには、そのような行動が不可欠な状況になっているのかもしれない。

国民の気持ちが欧米との戦いに向いているとすれば、絶対権力者の地位を維持したいプーチンは、NATOをポーランドやリトアニアより西に追い払い、旧ソ連時代の影響力圏を取り戻さなくてはならない。

<引用終わり

人的犠牲を無視するのは、旧ソ連時代からの伝統です。
あるいは、帝政ロシア時代からの伝統かもしれません。
その戦術を、確立したのは第二次世界大戦の英雄
ゲオルギー・ジューコフ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%95
ノモンハン事変では、旧日本帝国陸軍に壊滅的な打撃を与えました。
後に独ソ戦の上位の司令官となります。

つまり、多くのロシア人がイメージしているのは、これだと思います。この戦争の人的犠牲に比較するならば、ウクライナ紛争の犠牲など取るに足らないものでしょう。

そして、ロシアの独裁者は今年、戦争目的をすり替えました。特別軍事作戦が、祖国防衛戦争になりました。
大祖国戦争 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A5%96%E5%9B%BD%E6%88%A6%E4%BA%89

つまり、部分的な軍事作戦を最終的には、国家総動員戦争に変化させる意図を、途中から持ったと思います。
それは、ウクライナに簡単には勝利できないときに考えたと思います。あるいは、最初から話をそっちに持って行こうと考えていたのかもしれません。

これは、ロシア人以外には分からないでしょう。
「大祖国戦争 」が、出て来てしまえばだれも逆らうことは出来ません。

最終的にロシア政府の意図した方向にロシア国民は、導かれました。
目的は、偉大なる旧ソ連圏の再興であり、単にウクライナを軍事的に征服するだけが目的ではありません。

ただ、単純に大祖国戦争の時代と今のロシアには大きな違いがあります。

百万人単位の兵士を戦場に投入し続けなければなりません。その装備や兵器を生産する巨大な生産力が、当時のソ連には、ありました。
ロシアの公式統計では、戦争の犠牲者は2660万人とされています。もっとも、スターリンが虐殺した分も含まれているとの説もあります。

戦争の最盛期には、500~600万に以上の兵士が常時、戦場に投入されていました。

今のロシアにそれが、出来るとは到底思えません。
そして、当時はゲオルギー・ジューコフ -と言うこの大戦を全部探しても、めったにいないような有能な指揮官がいました。
ゲオルギー・ジューコフ -は、膨大な人員と戦力を戦場に投入しただけではありません。ナチスドイツに勝ち抜くだけの戦略と作戦計画がありました。

☆ちなみにナチスドイツの強さを改めて考えるなら?
陸上戦闘のみで考えるなら、チンギス・ハーンのモンゴル帝国と同じ程度の強さがあると思います。あるいは、史上最強かもしれません。もし、ゲオルギー・ジューコフ と言う軍事的天才が、ロシアにいなかったなら?
おそらく、旧ソ連はウラル山脈の東側に追い払われたでしょう。

今のロシア軍は、膨大な人員と戦力の部分だけを真似ています。そうではなく、優れた戦略と作戦計画があったから勝てたのだと言う単純なことを、今のロシア軍の指導部が理解しているとは、到底思えません。

☆結論
多くのロシア人は、ロシアは偉大さを取り戻すべきだ・と考えているようです。
そして、ロシアの民族性として領土に対する異常な執着心が、あります。
ウクライナはロシアの領土であり、取り戻すのがロシアの権利だと考えているのでしょう。だから、反乱者には懲罰があって当然だ・と言うことです。
現在の常識からすると、逸脱していますがロシア人の感覚は、19世紀の帝国主義時代と同じだと言うことです。
逆らうものは、暴力と破壊と恐怖を持って弾圧支配する。
これしか、方法を知らないのです。
ロシア人が昔からそうされているから、人もそうされて当然と言う、ロシア人以外には絶対理解不能な考え方です。

ロシア人がそれを止めるのは、相手が強くて無理だと分かった時だけです。
そして、ロシアの歴史を見るなら戦争に負けた時、政変が起きます。最近では、東西冷戦に敗北した後に政変が起きました。

西側の人間は、西側の価値観でロシアを理解しようとします。しかし、それではロシアの本質は絶対に理解できません。ロシア人の価値観は、西側のそれとは全く、異なる異質なものだからです。

そう理解するなら、和平や停戦の提案は、弱さを示すものであり、「もうそろそろか?」とロシアが喜ぶだけです。軍事的にウクライナが勝利しなければ(あるいは、ロシアが勝利しなければ)この戦争は、終わりません。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/