2024.05.13
ハルキウ方面のウクライナ軍指揮官が交代、攻勢初日の対応に問題
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-military-commander-in-kharkiv-area-changed-problems-with-response-on-first-day-of-offensive/
2024.05.14
ロシア軍がルクヤンツィを占領、オヒルツェボで国旗を掲げる様子が登場
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-occupy-lukyantsi-and-raise-the-national-flag-in-okhirtseve/
戦況は、記事の略図を見てください。
今回ロシア軍の第1次的な目標国境地帯に緩衝地帯を確保し、かつ「リプシLyptsi」とボルチャンスク「Вовчанськ」の制圧であるそうです。
このうちボルチャンスクВовчанськはウクライナ軍の越境攻撃の基地になっていたようで、ロシア軍は何が何でも制圧を目標にしていると思います。
既に市街地の北側までロシア軍が進撃して、現在市街戦になっているようです。
もう一つ挙げられてる地名が、スタリツァStrilechaです。
ここは、ボルチャンスクВовчанськの西に在り勢力の境界線にある拠点です。仮にボルチャンスクВовчанськをロシア軍が攻め落としたとして、その確保に必要な拠点です。
一方、ライボケHlybokeはロシア軍のもう一つの目標であるリプシLyptsiの少し北にある拠点です。やはり市街戦になっているようですからウクライナ軍の防衛ラインは、この付近かもしれません。
突破すればリプシLyptsiまでは、攻略しようとすると思います。
ここから20km程度南に下ればハルキウ市の郊外です。
ウクライナ軍の立場から考えると、ハルキウ市防衛のためには、ロシア軍をここで食い止めたいところです。
ウクライナ軍も増援部隊を急遽送り込んでいるようですが、とてもロシア軍を追い払うような状況には、見えません。
あるとされる防衛ラインでロシア軍の進撃を食い止めることが出来るかどうか・の問題のようです。
そしてこの混乱の最中かに、また責任の押し付け合いが始まり、例によって現地の司令官が更迭されました。
大統領府と参謀本部の責任逃れです。
「ダメな司令官を首にしました。」
「新しい司令官を送り込んで頑張ります!」
これでウクライナ国民が納得するのかどうか❓
(普通に外部から見るなら、ダメなのはゼレンスキーとシルスキー最高司令官のように見えます。ここ2か月くらい、何をやっていたんだ❓何もしてないだろ!)
まあ、私が決めるべきことではありません。
他の戦場については別の日記で書きます。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27