「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

危機的なポクロウシク、その間ウクライナ参謀本部のやっていたと事とは❓<ウクライナ紛争2024/08/27

2024-08-27 20:58:11 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.08.27
ポクロフスク方面の防衛はボロボロ、ロシア軍がkm単位の前進を続ける
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/pokrovsk-defenses-in-disrepair-as-russian-troops-advance-kilometres-at-a-time/

航空万能論の管理人が記事を更新しました。
ここの管理人は、中立の立場で戦況を伝えていますがウクライナ支持の立場です。その管理人が、ついに匙を投げて「ボロボロ」と言う表現を使いました。
既に昨日もボロボロでしたが、今日は一層ボロボロがひどくなっています。

現地のウクライナ軍部隊が悪いのではありません。少ない人員と乏しい兵器や砲弾で精一杯の戦いはしていると思います。
しかし大分前の段階で兵力差は、ウクライナ1対ロシア4の割合です。今は、ロシア軍の方が兵力を増強していると思います。もっと兵力差が大きいと思います。
そうでなければ、これほどロシア軍が毎日kmの単位で進撃できるはずは、ないと思います。

もう既に7月からトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線では、ウクライナ軍が劣勢でした。

(1)その間、ウクライナ参謀本部のやっていたと事とは❓
劣勢の両戦場から兵力の引き抜きを行いました。
当然、増援部隊など送りません。
その後、砲弾やドローンなどを割当制にして補給を絞りました。
引き抜いた部隊で(他からも引き抜いています)クルスク侵攻部隊を編成しました。引き抜いた部隊は各戦場の精鋭機甲部隊です。
砲弾・ドローン・ミサイル・防空兵器・戦車や装甲車などは、この侵攻部隊に集めました。
そしてドネツク中部戦線の劣勢を放置して、クルスク侵攻作戦を開始して、現在に至っています。

(2)元々劣勢だったトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線は強力な部隊を引き抜かれていますから、一層弱体化しました。おまけに砲弾やドローンなどの供給も制限されてしまいました。

そのためトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線では、ロシア軍がどんどん進撃中です。
と言うのが、大雑把な現在の状況です。

ドネツク中部戦線を捨ててウクライナ軍は、クルスク侵攻作戦を開始しました。開始から2週間以上が経過して侵攻部隊の進撃はロシア軍の阻止され、今は持久戦模様になっているのではないか・と思います。
(ロシアの田舎の)クルスクの土地を約1200平方km強占領したようです。
ドネツク州とその何も役に立たないクルスクの土地を交換したようなものです。しかもウクライナ軍がその占領した土地を維持できるかどうかは、現時点では不明です。これからロシア軍の本格的な反撃が始まるからです。

(3)そして今日のポクロウシクPokrovsk戦線の戦況です。
今日の記事の中に2枚目に7月2日作成の戦況略図があります。その日から55日が経過した後が、今日の記事1枚目の戦況略図です。
7月2日の位置でロシア軍の進撃を阻止していれば、まだこれからの戦闘です。
そうしなかったから現在の位置までロシア軍が進撃してしまいました。
<航空万能論の管理人のコメント>
「もうノヴォホロディフカを巡る戦いは4日間で趨勢が決した感があり、ロシア軍はポクロフスクまで約8km、ディミトロフまで約3km、セリダブまで約2kmの位置に到達、ここまでロシア軍が前進すると夏前に誰が予想できただろうか?」

私もそう思います。
7月2日に時点では、ロシア軍がデイミトロフМирноградやポクロウシクPokrovskに迫れるとしても年末か来年初めだろうと考えていました。大体、4か月~5か月スケジュールが早まったことになります。
それを強力に支援したのが、ウクライナ軍参謀本部です。

まじめに戦争をやる気があるのかどうか❓
非常に疑問ですね❓
コメント欄にも同じことを書いている人がいましたが、デイミトロフМирноградの住民避難が終わったら、ウクライナ軍は撤退した方が、いいと思います。
もう戦う意味がないでしょう❓
増援部隊も来ない、砲弾やドローンも少ししか送ってこない。
こんな状況で戦ったところで死ぬだけです。
南部のオデッサ辺りに撤退して、休養したらいいと思います。ああだ・こうだ・言って参謀本部の命令をシカトしていれば、そのうち戦争が終わるんではないか・と思います。(ポクロウシクPokrovsk戦線のウクライナ軍は今年になり休みもローテーションもなく戦い続けています。人間の限界を超えているでしょう❓)

南と西にkmの単位で進撃しています。
そう言えば大きな貯水地の東(Vovcha Rivberの東)でウクライナ軍の掃討作戦を行っていたロシア軍がVovcha Rivberを渡って貯水地の西に来ていると思います。
だから2週間くらい前よりロシア軍は、その分増えています。そのため西だけでなく南の方もサクサク!快調に削っています。(見ていると笑えるほどにロシア軍が快調です、つまりウクライナ軍にとっては最悪と言うことです。)

西の方は、やや北にあるフロデイフカHrodivkaはほぼ無視しています。
その南の・・・
ムイコラフカMykolaivka
クラスヌイ・ヤルKrasnyi Yar
クルテイ・ヤルKrutyi Yar
ノヴォホロデイフカNovohrodivka(市街地の大きな集落)
ここをやっぱりサクサク!削っています。
※ここら辺が落ちるとデイミトロフМирноградまで何もありません。すぐ、行けます!(直ぐ行くと思います)

ノヴォホロデイフカNovohrodivkaの市街地でもウクライナ軍は大した抵抗が出来なかったようで、ロシア軍は線路沿いを更に西に進撃しました。3・4日で見た感じ5~6km進んだのではないでしょうか❓
あと3km進めばデイミトロフМирноградの市街地の南に到達します。
そこから線路沿いを5km進めば、最終目的地のポクロウシクPokrovskです。

周辺の制圧をしながら線路沿いを順調にデイミトロフМирноградに向けて進撃中です。今の調子なら1週間後くらいにデイミトロフМирноградに到達しそうです。
抵抗感が全然ないですね❓
今の辺りで多少は激戦になるかなと思っていました。
そうはならず、いきなりデイミトロフМирноградで市街戦が始まりそうな気配です。

デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskには、速ければ年内に到達できるかな・と思っていました。
年内に制圧してしまいそうな勢いです。
何しろロシア軍の数が4倍以上ですから、どうにもならないことは確かです。

ウクライナの参謀本部(正確にはゼレンスキー)の考えていることは、意味不明です。
気紛れで作戦計画を決めているのでしょうね❓
「ドネツク❓調子悪いから放置しろ!」
「代わりにクルスクを攻めろ!」
このような滅茶苦茶なゼレンスキー命令に唯々諾々と従うシルスキー総司令官も不思議な人間です。

いや~~~❓
ほんとに不思議ですね❓

※関連日記
ポクロウシクPokrovsk戦線が、ほぼ防衛不能な理由<ウクライナ紛争2024/08/26
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b0675299c94357224e4833e828a04889


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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