東京新聞
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2024年10月31日
『トランプ氏が当選すれば、共和党が独占する「トリプルレッド」の可能性 米連邦上下院選で過半数獲得の勢い』
なぜか左巻きの東京新聞だけが、共和党の大統領選と上下院選の勝利の可能性を伝えています。
タイトルの書き方を見ると、いかにもそれが悪いことだと言わんばかりです。
中立なら❓
⇒共和党が「トリプルレッド」の可能性
「独占する」を入れると、なんだかそれが悪いように聞こえるでしょう❓
これは、日本の全ての新聞のミスリードのやりかたです。
タイトルで悪意を持たせて、記事で少し捏造します。
2021年バイデン政権発足時は、民主党の「トリプル・ブルー」でした。大統領戦に勝利した政党が、上院と下院で勝利するのは、特に珍しいことではありません。
負けた政党に不満があるから、反対の政党が勝つのですからむしろ「トリプル・スリー」が普通だと言えます。
下院は、現在共和党が2022年中間選挙で勝利して過半数を握っています。アメリカ国民が、特に共和党に不満がなければ、今回の選挙でも共和党が勝利する可能性が高いと言えます。
上院は、任期6年で2年ごとに約3分の1の議席が改選されます。
本来なら2022年の中間選挙で共和党に大波が来て共和党が勝利するのが、普通です。
ところが、民主党の反トランプ・キャンペーンが成功して民主党が過半数を死守しました。
米最高裁の人工中絶禁止判決が、全米的に女性有権者の反発を招いた結果です。
だから2022年に民主党が上院選で勝利したのは、偶然が幸いした「マグレ」です。
今回の民主党の改選議席が23、共和党が11。
共和党の議席は、共和党が有利でしょう。
民主党の方は、「水ぶくれ」の部分があります。
今回の改選議席は、2018年の中間選挙で民主党が躍進した時期の獲得議席です。共和党の強い州でも複数議席を獲得しています。
今回は、物価高騰と生活苦で明らかに民主党に逆風が吹いています。2018年の民主党に吹いた追い風は、今度は「モロ」に逆風になると思われます。
本来、共和党が強い州の議席を共和党が奪還するだけで上院は共和党が多数派になる可能性が強いと言えます。
トランプが勝利すれば、「トリプル・レッド」が完成すると言うわけです。
<米分析サイトのファイブ・サーテイ・エイトの予測>
下院選 共和党勝利確率52% 民主党同48%
<クック・ポリテイカル・リポートの予測(上院)>
ウエストバージニア州 共和党〇
モンタナ州 共和党△
互角>ペンシルベニア、オハイオ、ウイスコンシン、ミシガン
私の日記を読んでいる人は気が付きましたね❓
ウイスコンシンとミシガンの私の予想は、どうでした❓
ミシガン 共和党〇
ウイスコンシン 共和党△
オハイオも最新の世論調査では、トランプが52%でリードしています。
上院議席数
民主党51 共和党49
副大統領に議決権1があります(100+1)。この分は入っていません。そして1人が民主党を離脱していると思います。この分を除くと民主党は50になります。
副大統領の議決権は、大統領選に勝利した政党が獲得します。
現在50議席の民主党議席を〇△予想では、最大4議席共和党が獲得するかもしれません。
仮にそうなれば❓
民主党50議席⇒46議席
共和党49議席⇒53議席
無所属1
副大統領議決権とは無関係に共和党が上院多数派になります。数の違いを見れば、圧倒的多数派になります。
民主党の言う「民主主義」では、飯は食えません。
『(相当胡散臭い)民主主義』と『今日・明日のご飯』の戦いと言えます。
私には、勝つのがどちらかは既に明らかなように見えます。